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2025年06月27日金曜日
ホームニュース【非人道兵器使用】「上空7kmで子爆弾20個に分裂」イラン、クラスター爆弾搭載ミサイルを発射!民間被害拡大

【非人道兵器使用】「上空7kmで子爆弾20個に分裂」イラン、クラスター爆弾搭載ミサイルを発射!民間被害拡大

引用:ABCニュース

イランがイスラエルに対してクラスター爆弾の弾頭を搭載した弾道ミサイルを発射したことが確認されたと、イスラエル軍が19日(現地時間)に発表した。

タイムズ・オブ・イスラエルやエルサレム・ポストなどの報道によると、イスラエル軍の国内戦線司令部はこの日午前、イスラエル中部地域に落下したイランの弾道ミサイルのうち、少なくとも1発がクラスター爆弾であることを確認したという。

クラスター爆弾は1つの弾頭内に数十から数百の子爆弾が含まれており、空中で分散して目標地点周辺に広範囲の被害を与える兵器だ。その無差別な殺傷力から非人道的兵器として国際的に批判されている。

イスラエル軍の分析によると、イランが今回使用したクラスター爆弾は、地上約7km上空で約20個の子爆弾に分裂し、約8km半径の地域に散布される仕組みだという。タイムズ・オブ・イスラエルは、この子爆弾の1つがテルアビブ近郊アゾールの民家を直撃し、小型ロケット並みの被害を与えたと報じた。

イスラエル軍は、イランのミサイル残骸の一部が爆発する恐れがあるとして、市民に近づかないよう警告を発した。

イスラエル軍の発表によると、この日午前だけでイランから約20発の弾道ミサイルが飛来したという。これにより、イスラエル南部ベエルシェバのソロカ病院などで数十人が負傷した。

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