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「習近平失脚説」の中で異例の人事!新疆ウイグル自治区に反腐敗の要人投入、引き締め加速

梶原圭介 アクセス  

反中メディアを中心に中国の習近平国家主席の健康不安説や失脚説が浮上する中、中国当局が少数民族自治区のトップ2人を電撃的に交代させ、注目を集めている。

香港紙「明報」は2日、中国の新疆ウイグル自治区と広西チワン族自治区の高官がそれぞれ交代したと報じた。中国共産党中央委員会は新疆ウイグル自治区の党委員会書記を馬興瑞政治局委員(63)から陳小江氏(63)に交代させた。広西チワン族自治区では前主席の藍天立氏(63)が共産党の腐敗を監視する中央紀律検査委員会の調査を受け、韋韜氏(55)が後任主席に任命された。

新疆ウイグル自治区はウイグル族が独立運動を展開し、米国など国際社会が中国による少数民族の人権弾圧を批判する中、中央政府が特に神経を尖らせている地域だ。明報は「反腐敗の大将」と呼ばれる陳書記が複数の機微な案件を処理してきた人物だと紹介した。陳書記は2015年、中央紀律検査委員会所属として中国・遼寧省の選挙買収事件を捜査し、多くの高官を解任に追い込んだ。また2020年には漢民族出身として初めて少数民族政策を統括する国家民族事務委員会の主任に就任した。

一方、習主席は中央財経委員会第6回会議など公式会議を相次いで開催し、失脚説などの疑惑を払拭した。1日の中国共産党の創立記念日には中央政治局第21回集団学習会を主宰し、引き締めを図った。習主席は中央政治局員24人に対し「腐敗と闘うには権力行使を規制しなければならない」と訓示し、精神的引き締めを命じた。

また「すべての権力は国民から付託されたものだ」と述べ、国民と党、そして法と規律を尊重するよう高官らに促した。習主席が就任以来一貫して推進してきた反腐敗キャンペーンを担う中央紀律検査委員会は、今年上半期にも32人の高官を拘束し、依然として強力な腐敗取り締まりの姿勢を示している。

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