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世界最大EVメーカーBYD、レベル4駐車で「責任逃れゼロ」を公約…テスラとの安全性論争に終止符か?

山田雅彦 アクセス  

世界初のレベル4自動駐車を披露

事故時はメーカーが全額補償

競合事故との比較で安全性に注目

BYDは自社開発のレベル4スマート駐車技術を公式SNSで公開し、運転者の操作を一切介さずに駐車を完了できる世界初のシステムと強調した。この機能による損害は保険会社ではなくBYDサービスセンターが全額補償すると宣言し、メーカー責任を前面に押し出した姿勢が大きな反響を呼んでいる。

補償方針について同社は「他社が責任回避に走るなか、最後まで責任を負う」と自信を示す。翌年度の保険料に影響しない点は消費者にとって大きな魅力であり、ブランドイメージ向上の決定打となる可能性がある。

自動運転の中核「ゴッズアイ」

OTA更新で新機能を追加

新技術の中核を成すのは「ゴッズアイ」と呼ばれる自動運転プラットフォームで、最高級ブランドの仰望にはA段階、騰勢にはB段階、量販モデルにはC段階が適用される。会長の王伝福は「運転者の介入なしに1,000km以上走行でき、駐車成功率は99%に達する」と述べ、実用段階に入ったことを示唆した。

BYDはすでに100万台以上の車両にゴッズアイを搭載し、大規模OTAアップデートを予告している。今回の更新ではB段階車両に多重Uターンと三段階駐車、C段階には前方駐車と車線変更通知といった新機能が加わり、利用体験がさらに拡充される見通しだ。

安全性への懸念が再燃

補償体制と信頼獲得が鍵

一方、自動運転技術の安全性をめぐる懸念は続く。米国テキサス州ではテスラのロボタクシーが停車車両に衝突する事故が発生し、同社に加えウェイモやGMクルーズもリコールを行った事例が報告されている。競合の事故例と比べたとき、BYDの「全額補償」が安全性への不安を払拭できるかが焦点となる。

市場ではレベル4自動駐車が実際にどの程度安全に機能するか、そして宣言通りの補償体制が維持されるかを見極めようとする動きが強まる。BYDの挑戦が消費者の信頼を獲得し、自動運転分野で新たな基準を打ち立てるのか注目が集まる。

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