英国のインフルエンサー、ブリトニー・ミラーが過去に「がん闘病」をでっち上げていた事実を認め、謝罪した。
12日(現地時間)、BBCなど海外メディアによると、ミラーは10日に自身のソーシャルメディア(SNS)に動画を投稿し、「深くお詫びします」と述べた。

彼女は「数年前、周囲の人々に『胃がんステージ3』と診断され、がん闘病中だという嘘をついた」と告白し、その結果、2020年に詐欺罪で有罪判決を受けたことを明かした。
ミラーは「2017年、極度に深刻なメンタルヘルスの問題を抱えていた」と語り、「うつ状態で、自殺衝動に苦しみ、混乱していた」と振り返った。さらに「その頃、恋人との関係が終わり、職も失い、さまざまな出来事が精神的な痛みを引き起こした」と説明した。
彼女は「悪意を持ってしたわけではなく、人をだまそうとしたのでもない。絶望的な気持ちからそうしてしまった」と述べた。
当時、ミラーの嘘を信じた友人たちは、治療費を支援するために彼女のストーリーを共有し、募金ページを開設していた。
これに関してミラーは「寄付金が集まっているのを見た瞬間、すぐにページを閉鎖した」と強調し、「人をだます意図や悪意はなかった。ただ、誰かにそばにいてほしいという切実な思いからやってしまった。なぜそんなことをしたのか、自分でも分からない」と涙ながらに語った。
ミラーが今回の釈明動画を投稿したのは、英国メディアザ・サンが今月4日、彼女がSNSで「いいね」を得るためにがん闘病を装っていたと報じたことを受けたものとみられる。
ミラーは約350万人のフォロワーを持つ人気インフルエンサーで、主に育児、ファッション、料理などの日常コンテンツを発信し、注目を集めていた。














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