
アイルランドの裁判所が、結婚当時に妻が性転換を計画していたという事実を知らなかったと主張した男性の婚姻無効請求を認めた。
5日(現地時間)、英国メディアデイリー・メールの報道によれば、同男性は自身の配偶者が性転換を開始する前に結婚したと主張している。
現在、配偶者は男性として身分登録を終えており、パスポートや運転免許証にも男性と記載されている。
ラウス東部サーキット裁判所で開かれた非公開の家事事件審問では、両者の結婚生活が実際には性関係のないまま続いてきたことも明らかになった。
夫は法廷で「配偶者が性転換を考えていたなら、絶対に結婚しなかっただろう」と証言した。
審理を担当したテレンス・オサリバン判事は、「性的指向だけを理由に婚姻無効を許可することはできない」としながらも、結婚前の重要な事実を知らず、その結果として相手方の同意が成立していたとは見なしがたいとして、婚姻無効を認めた。













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