メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「和解か対立か」米が中国半導体に”締め上げ追加関税”を決定も、発動は18か月後

梶原圭介 アクセス  

引用:depositphotos
引用:depositphotos

米トランプ政権は23日(現地時間)、中国製半導体の不公正競争を理由に追加関税を課す方針を決定したと発表した。

ただし、実際の関税発動は18か月後とされ、米中関係の緊張緩和を考慮した措置とみられている。

米通商代表部(USTR)は同日、中国製半導体が1974年通商法301条に基づく措置の対象に該当するとし、「適切な対応措置には、中国製半導体に対する関税賦課が含まれる」と明らかにした。

USTRによると、関税措置は2027年6月23日から施行され、具体的な関税率は発動の少なくとも30日前までに公表される予定だという。

今回の措置はジョー・バイデン前政権時代の昨年12月に開始された通商法301条調査に基づくものである。

米国のいわゆる「301条」は、米国政府が海外市場で米国企業に対する不公正行為があると判断した場合、関税などの報復措置を取ることができると規定している。

調査開始当初から、中国製半導体への追加関税は既定路線と見られていたが、新たに発足したトランプ政権も、実際に関税措置が必要だとの結論に至った。

USTRは「中国は数十年にわたり半導体産業での支配力確保を目指し、その過程でますます攻撃的かつ広範な非市場的政策と慣行を導入してきた」と説明した。

そして、「こうした動きは競争と産業機会を損ない、依存と脆弱性を通じて経済安全保障上のリスクを生み、米国企業、労働者、そして米国経済全体に深刻な不利益をもたらしている」と主張した。

米国は、現在も中国製半導体に50%の関税を課している。トランプ第1期政権時に25%の関税を導入し、バイデン政権下で50%まで引き上げられた。

ただし、今回の措置は事実上関税課税を猶予したものであり、米中間の緊張緩和措置に近いとの評価が出ている。

米中両国は今年4月、トランプ大統領による相互関税をきっかけに高関税の応酬で対立を深めたが、その後の交渉で一時的な関税猶予に合意した。しかし10月には、中国がレアアース輸出規制を強化したことで再び摩擦が生じた。

10月末には、トランプ大統領と習近平国家主席が韓国で首脳会談を行い、貿易紛争の封じ込めに乗り出した。これを受け、中国はレアアース輸出規制を猶予、米国産農産物の輸入を再開し、米国側もフェンタニル関連関税の引き下げなどを約束した。

一方、中国政府は、米国が実際に関税を発動した場合は対抗措置を取るとして、従来の批判的立場を改めて示した。

中国外務省のリン・ジェン報道官は24日の定例会見で、「中国は米国が関税を乱用し、中国産業を不当に抑圧することに断固反対する」と述べ、「こうした行為は世界の生産・供給網の安定を損ない、各国の半導体産業の発展を妨げ、他国のみならず米国自身にも損害を与える」と批判した。

続けて、「米国が早急に誤った行為を是正し、両国首脳の重要な合意を指針として、平等・尊重・互恵の原則に基づき対話を通じて懸念を解消し、相違点を適切に管理することで、中米関係の安定的かつ健全、持続可能な発展を守るよう求める」と述べた。

さらに、「米国が強硬姿勢を取り続けるなら、中国は自国の正当な権益を守るため、必ず相応の措置を断固として講じる」と強調した。

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 米下院が対イラン追加攻撃制限可決、終戦交渉は大詰め段階
  • トランプ氏がイラン報復に理解示唆、終戦交渉へ強い執着
  • 総裁も審議委員も「利上げ必要」…6月日銀、1%へのカウントダウン
  • 米国が欧州核配備拡大検討、NATO東側で関心高まる

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 米国が対EU追加関税推進、強制労働規制巡り対立激化
  • トランプ氏がイラン新指導者評価転換、海上封鎖解除に含み
  • 活動休止を経た元BIGBANGメンバー、横浜で約1万人規模の“無料ファンミーティング”開催
  • 恋人のプライベート映像の流出を防ぐために大麻事件を起こした? 23年ぶりに噂を完全否定「事実無根」

おすすめニュース

  • 1
    「4WDは車を無敵にする魔法じゃない!」専門家が怒る、ドライバーの思い込みとその代償

    モビリティー 

  • 2
    「カーナビ中に高温警告」スマホを車に繋ぐと熱くなる、Android Autoの落とし穴

    モビリティー 

  • 3
    中国企業ベンツは米国から出ていけ?!」ベンツを襲う中国株の影

    モビリティー 

  • 4
    「カローラを27年つくった工場が止まる」トヨタが選んだ一点集中

    モビリティー 

  • 5
    「AIが奪ったのではない?」…若者を採らない会社が増える“リモートワーク時代”の落とし穴

    トレンド 

話題

  • 1
    ポールスター5、884PSでタイカンの牙城に挑む 北欧の新星は"本物"か?

    モビリティー 

  • 2
    ホンダ系ディーラー、下請け整備業者に車両運搬を無償強要…公取委が勧告方針

    モビリティー 

  • 3
    「人間が作り出した突然変異」倫理なき近親交配で生まれたホワイトタイガーの衝撃的な姿

    トレンド 

  • 4
    店先で盲導犬がおしっこをしてしまった瞬間、店主が見せた感動的な対応

    トレンド 

  • 5
    陣痛に苦しむ妊娠中の母親に、愛犬が見せた思いがけない反応

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]