
ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が、ロシアに圧力をかける手段として、米国はロシア・チェチェン共和国の指導部を引きずり下ろすべきだとの考えを示した。
「ロイター通信」と「AFP通信」によると、ゼレンスキー大統領は7日(現地時間)、記者団とのインタビューで、終戦に向けた交渉を説明する中でこうした構想に言及したという。
ゼレンスキー大統領は、チェチェン共和国首長のラムザン・カディロフ氏を名指しし、米国は何らかの作戦を通じてロシアへの圧力を強めるべきだと主張した。さらに、ニコラス・マドゥロ前ベネズエラ大統領の拘束を例に挙げ、「迅速な作戦の結果を世界が目にした」といった趣旨の発言をしたとされる。
カディロフ首長は「プーチン大統領の忠犬」とも呼ばれ、ウクライナ侵攻に部隊を派遣したほか、核兵器の使用を訴えるなど強硬な発言で知られる人物だ。ゼレンスキー大統領は、カディロフ首長が失脚すれば、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の停戦交渉に臨む姿勢が変わる可能性があるとの見方を示した。
一方で、西側の安全保障専門家の間では、プーチン大統領が戦場での優位を背景に、時間をかけるほど有利だと判断して妥協を避け、交渉を長引かせる口実を積み重ねているとの分析も出ている。
















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