フィリピン南部で市長暗殺未遂、車両にRPG発射 「無法地帯」化に懸念広がる

フィリピンの地方都市で、ロケット推進擲弾(RPG)を使い、現職の市長を狙った暗殺未遂事件が起きた。
ロイター通信などによると、現地時間25日、フィリピン南部マギンダナオ・デル・スル州のある都市で、武装した男らが市長の乗る車両に向けてRPGを発射した。
事件当時の映像では、アクマド・ミトラ・アンパトゥアン市長が乗った黒い車が道路を進む最中、反対側の車線に止まっていた白い車から男2人が降りる様子が確認できる。1人は肩にロケット発射器を担いで狙いを定め、もう1人は小銃で武装していた。
その直後、男が引き金を引くと大きな爆発音とともに弾体が発射され、市長の車両から炎が上がった。爆発の衝撃で防犯カメラの映像が大きく揺れる場面も映っている。
市長の車両には防弾仕様が施されており、破損はバンパーと側面の一部にとどまった。アンパトゥアン市長の命に別状はなく、本人は負傷しないまま現場を離れたという。負傷者は警護員2人で、いずれも軽傷だった。
通報を受けた警察は直ちに追跡に移り、容疑者4人のうち3人を射殺した。警察は、殺し屋を使った計画的な暗殺未遂の可能性が高いとみて、背後関係の解明を進めている。
アンパトゥアン市長は、今回のRPGによる襲撃を含め、これまでに暗殺を狙われたのは計4回に上ると説明し、警察が事件の黒幕と動機を明らかにすることに期待を示した。
















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