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「処刑されたはずが生きていた!」北朝鮮元高官、8年ぶり再登場で暴かれた”情報戦の崩壊”

望月博樹 アクセス  

出典:聯合ニュース
出典:聯合ニュース

北朝鮮の元治安責任者・金元弘氏、公式写真に再登場で生存確認

日本や韓国で「処刑された」と報じられてきた北朝鮮の元治安責任者が、最近公開された公式写真に姿を現し、注目を集めている。

10日、「Yahoo! JAPAN」に掲載されたコリア・リポート編集長の辺真一(ピョン・ジンイル)氏の寄稿によると、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が8日、朝鮮人民軍創建78周年を迎えて国防省を訪問した際の写真の中に、金元弘(キム・ウォンホン)元国家保衛相の姿が確認された。金元弘氏は、これまで粛清・処刑説が繰り返し取り沙汰されてきた人物である。

金元弘氏は、北朝鮮の秘密警察とされる国家安全保衛部(現・国家保衛省)のトップを務め、金正恩体制初期には権力中枢の一角を担っていた。しかし2017年に突如解任され、その後は粛清されたとの見方が広がっていた。

当時、韓国統一部は、金元弘氏が党組織指導部の調査を受けて解任され、軍の階級も大将から少将へと降格されたと発表した。続いて韓国国家情報院は、「拘禁状態にあり、次官級幹部5人が高射銃で処刑された」と国会に報告していた。その後、保守系メディアの報道や脱北者の証言を根拠に、「息子とともに処刑された」との主張まで浮上し、死亡説は既成事実のように定着していた。

北朝鮮「粛清報道」を巡る誤報、過去にも続出

しかし、今回の公式写真によって金元弘氏の生存が確認されたことで、北朝鮮高官に関する粛清報道の信頼性を疑問視する声が改めて広がっている。実際、過去にも2013年の玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏、2016年の李永吉(リ・ヨンギル)総参謀長、2017年の黄炳瑞(ファン・ビョンソ)総政治局長、2021年の朴泰成(パク・テソン)党幹部、2023年の李容浩(リ・ヨンホ)元外相などについて「処刑された」との報道が出たものの、その後に公式の場へ再登場した例は後を絶たない。

北朝鮮では、実際に粛清された人物は記録映画や写真から完全に削除されるケースが多い。代表例として、2013年に処刑された張成沢(チャン・ソンテク)氏は、その後、メディアから名前や映像が完全に消去された。このため専門家の間では、「情報機関の推定や脱北者証言に依拠した粛清報道は、誤差が大きくなりやすい」との指摘も出ている。

今回の金元弘氏の再登場は、北朝鮮権力内部の動向に関する情報戦の不確実性を改めて浮き彫りにした事例と受け止められている。

コメント1

300

コメント1

  • はあ

    そんな事あるわけ無いだろ

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