中国、2026年国防予算を7.0%増額…「史上最大」編成

中国政府は2026年の国防予算を前年比7.0%増の1兆9095億元(約43兆4,730億円)に編成した。
経済成長率目標を引き下げる中でも比較的高い増加率を維持し、巨額の国防費を計上した。
この日開幕した全国人民代表大会(全人代)に提出された予算案によると、今年の国防予算は過去最大だ。ドル換算で2770億ドルに相当する。
増加率は2025年の7.2%から0.2ポイント低下したが、過去10年と概ね同水準だ。
2023年から2025年まで3年連続7.2%増加したのと比べると、増加幅はやや鈍化した。増加率は2022年以来最低となる。
中国政府は今年の経済成長率目標を4.5~5.0%に下方修正した。不動産市況の低迷に起因する経済不振が続く中、2030年までの第15次5カ年計画の初年度に国防費増加率を調整するか注目されたが、大幅な減速はなかった。
国防予算規模はアメリカに次ぐ世界2位だ。アメリカの国防費は9006億ドル(約141兆2,900億円)に達する。
中国の国防予算は詳細が公開されておらず、透明性不足が指摘されてきた。これは日本を含む周辺国の懸念を高めている。
国防費の持続的増加は習近平国家主席が2035年までに軍の現代化を完成させるとした目標を反映している。
中国軍は先端ミサイルや軍艦、潜水艦、監視技術の生産と開発に拍車をかけている。
戦略国際問題研究所は先月の報告書で、中国の軍事費増加率が他のアジア諸国を一貫して上回ってきたと指摘した。
アジア全体の軍事費に占める中国の割合は2010~2020年の平均37%から2025年には約44%に上昇した。
中国の公式国防予算は主要な地政学的競争国と比較すると格差がある。
アメリカではドナルド・トランプ大統領が2027年の国防費を1兆5000億ドル(約235兆3,430億円)に50%以上増額するよう要求した。
各国は中国の実際の軍事費支出が公式発表数値をはるかに上回ると推測している。
















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