
イランのアッバス・アラグチ外相は8日(現地時間)、米国が地上軍を投入してもイランは対応できないとする、米国のドナルド・トランプ大統領の主張に対し、イラン軍には「地上戦を遂行する十分な能力がある」と警告した。
アラグチ外相は同日のNBCニュースのインタビューで、トランプ大統領の発言について、「わが国の領土に足を踏み入れるいかなる敵とも戦い、排除し、殲滅するために待機している極めて勇敢な兵士たちがいる」と述べ、正面から反論した。
そのうえで、「われわれは数千年にわたりこの土地を守ってきた。今後も必要なあらゆる努力を尽くす」と強調した。
2月28日に始まった米国とイスラエルによるイランへの軍事攻撃は、これまでのところ、イラン領内の主要目標を狙った空爆を中心に進められている。
ただ、トランプ大統領は3月2日、ニューヨーク・ポストのインタビューで、勝利のために「必要であれば」同地域に米軍を派遣する可能性があると述べ、地上軍投入の可能性を初めて示唆した。
さらに3月7日には、エアフォースワン(米大統領専用機)内で記者団に対し、「地上軍を投入するのであれば、極めて正当な理由がなければならない」と語る一方、「仮にそうなったとしても、イランはあまりにも大きな被害を受けており、地上戦そのものができない状態だろう」と主張していた。
米国とイスラエルが、イラン領内に隠匿された高濃縮ウランを確保するため、特殊部隊の投入案を協議しているとの報道も出ている。
一方、アラグチ外相は、「米国の承認を得られないイランの次期最高指導者は長く持たないだろう」としたトランプ大統領の発言も批判した。アラグチ外相は「われわれは、いかなる相手にも内政干渉を許さない」と述べたうえで、「これはイラン国民の手に委ねられている」と重ねて強調した。
イランの憲法機関である専門家会議は同日、死去したイランの最高指導者、アヤトラ・アリ・ハメネイ師の次男であるモジュタバ・ハメネイ師(56)を、第3代最高指導者に選出した。
















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