引用:ニューシス
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ウクライナがヨルダン内の米軍基地防衛を支援するため、迎撃ドローン(無人機)と運用要員を派遣した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は9日(現地時間)に公開されたニューヨーク・タイムズ(NYT)のインタビューで、米国の要請によりヨルダンにドローンと専門家を配置したと明らかにした。

米国はイランに対するイスラエルとの連合攻撃後、中東情勢が悪化する中、5日にウクライナに支援を要請し、ウクライナは即座にこれを受け入れ、翌日に専門家チームを派遣したとゼレンスキー大統領は説明した。彼は「我々は即時対応した」とし、「もちろん専門家を送ると答えた」と伝えた。

今回の派遣はイランが米・イスラエル攻撃に対応して中東内の米軍基地や外交公館、エネルギー施設などに向けてドローンとミサイルによる報復を行う中で実施された。このうちヨルダンのムワファク・サルティ空軍基地には米軍が相当規模で駐留しており、イランの攻撃で米軍のTHAADシステムレーダーが損傷または破壊されたと伝えられている。

先月28日の米・イスラエルによるイラン攻撃以降、11か国がウクライナに支援を要請したとされる。ゼレンスキー大統領は「イラン隣接国と欧州諸国、米国などから11件の要請があり、一部は具体的な決定と支援につながった」と述べた。ウクライナは4年以上続いているロシアとの戦争でイラン製の自爆ドローン「シャヘド136」に対応し、85~90%以上の迎撃率を記録する低コスト防空武器システムを開発してきた。

特に最近では軍需企業のワイルド・ホーネッツが製作した1機あたり2,000ドル(約31万6,000円)の低価格高速迎撃ドローン「スティング」などを投入している。ウクライナ軍のオレクサンドル・シルスキー総司令官は「先月キーウ近郊でシャヘド型ドローンの70%以上がこれらの迎撃ドローンによって破壊された」と述べた。

一方、中東諸国は1機あたり400万ドル(約6億3,000万円)に達するペトリオットミサイルや1,280万ドル(約20億2,000万円)のTHAADミサイルで対応した。戦争初期の3日間で世界の供給量に匹敵する800発以上のペトリオットが使用され、これは今後中東とウクライナの両方に深刻な迎撃ミサイル不足を引き起こす可能性を示唆している。

現在レイセオンは破片飛散型のPAC-2を年間300発、ロッキード・マーティンは直接衝撃方式のPAC-3を年間600発生産している。

梶原圭介
梶原圭介

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