
中東戦争によりウクライナの終戦がさらに遠のく中、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が17日から18日(現地時間)にかけて英国とスペインを訪問すると、AFP通信が16日に報じた。英国のジョン・ヒーリー国防相はこの日、議会で「ウクライナを支持する我々の全面的な決意は揺るぎない」と述べ、「明日(17日)英国でゼレンスキー大統領を迎える」と語った。
ゼレンスキー大統領は続いて18日にスペインのマドリードを訪れ、ペドロ・サンチェス首相と会談する予定だと、スペイン首相府の関係者が伝えた。ウクライナは終戦交渉を主導していた米トランプ政権の関心が中東に向かっている上、ロシアが原油価格の急騰の恩恵を受けることになり、窮地に立たされている。
これに先立ち、米国は原油価格の急騰を理由にロシア産原油に対する制裁を中断・緩和すると発表した。クレムリン(ロシア大統領府)は原油価格の上昇によりロシア政府と石油企業の収入が増加すると期待している。しかし、欧州の主要同盟国は米国の対ロシア制裁緩和を批判し、ウクライナへの継続的な支援を約束している。
英国のキア・スターマー首相はこの日、ロンドンを訪れたカナダのマーク・カーニー首相と会談し、「ウクライナへの献身を強調し、ロシア及びロシアの戦争資金源への圧力をすべてのパートナーが維持する必要性も強調した」と首相府が明らかにした。
スターマー首相はこの日、中東問題に関する記者会見でも「ウクライナへの支援に引き続き集中することが重要だ」と述べ、「我々は中東戦争がロシアのウラジミール・プーチン大統領の漁夫の利になることを許してはならない」と強調した。














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