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トランプ反対だけでは勝てない…米民主党が直面する“空洞化”と2028年の危機

織田昌大 アクセス  

引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ/ChatGPT
引用:記事の内容と関連しAIツールで作成されたイメージ/ChatGPT

ドナルド・トランプ米大統領以降の時代を見据え、民主党の路線再編の必要性が党内外で指摘されている。中間選挙では反トランプ感情を背景に議席拡大が期待できるが、2028年大統領選を戦うには別のビジョンが不可欠だという声がある。

15日(現地時間)、米政治メディアAxiosによると、バラク・オバマ元米大統領の2012年大統領選キャンペーンを率いたジム・メッシーナ氏は、民主党はトランプ反対だけでは次期大統領選で勝利できないと指摘した。今年の中間選挙はトランプ大統領への反感が左右するが、同じ構図で2028年大統領選を戦うのは難しいと述べている。

オバマ元大統領の2008年大統領選キャンペーンを率いたデビッド・プルーフ氏も、トランプ大統領の支持率低下が民主党の体質改善を意味するわけではなく、同党は共和党強固地域でも競争力を示す必要があると分析した。

民主党の戦略家たちは、党が2024年大統領選で反トランプ構図に過度に依存したと見ており、新しいビジョンの中心には経済政策を据えるべきだとの意見が出ている。

しかし、党内での合意は乏しい。移民、医療、気候変動、イスラエル政策、生活費対策はもちろん、AI規制、関税、税制、トランスジェンダー政策など、主要課題ごとに派閥間の立場の差が明確だ。

世論も民主党に必ずしも好意的ではない。NBCの最近の調査では、民主党の非好感度が52%、好感度は30%にとどまった。国境安全、犯罪、移民問題では共和党優位の評価が多く、経済分野でも民主党は明確な優位を確保できていない。

ただし、党内外では、今年の中間選挙に限れば、鮮明な政策路線がなくとも勝利可能との見方もある。中間選挙は概して政権与党への審判の性格を帯びるためだ。

民主党内の進歩派・中道派や潜在的な大統領候補たちは、ビッグテック規制や教育改革などを軸に、次期路線を巡る競争にすでに突入している。Axiosは、トランプ大統領以降、民主党がどのような政党としてのアイデンティティを確立するかが、2028年大統領選の鍵になると分析している。

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