
ドナルド・トランプ米大統領が、イランによるホルムズ海峡封鎖への対応として各国に軍艦派遣を要請する中、豪政府は派遣しない方針を明らかにした。
キャサリン・キング豪運輸相は16日、豪ABCのインタビューで、「豪州はホルムズ海峡に軍艦を派遣しない」と述べた。
キング氏は、「現時点で豪州が行っている貢献は、アラブ首長国連邦(UAE)の要請に基づく航空支援であり、特に同地域に滞在する豪州民の保護を目的とした防衛支援を提供している」と説明した。
そのうえで、「ホルムズ海峡が世界のエネルギー供給にとって極めて重要であることは認識しているが、軍艦派遣は我々が要請を受けている分野でも、現在関与している事項でもない」と強調した。
派遣を行わない理由については、「豪州にはさまざまな防衛措置があり、関連事項は国防相と外相の所管だ」としたうえで、「現時点で同海峡に艦艇を派遣する計画はない」と述べた。
一方、中東情勢の緊迫化に伴う経済的影響については、「燃料備蓄により、ある程度の影響には耐えられる」との見方を示した。
トランプ大統領は15日、フロリダ州からワシントンD.C.へ向かう専用機内で記者団に対し、ホルムズ海峡封鎖の解除に向けて7カ国に軍艦派遣を要請したと明らかにしている。
また前日の14日には、日本や韓国、フランス、英国、中国などの国名を挙げ、これらの国々にも同様の要請を行ったと述べた。
なお、豪州に対して実際に派遣要請があったかどうかは確認されていない。













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