
米国は17日(現地時間)、ホルムズ海峡周辺にあるイランのミサイル基地をバンカーバスター(地下貫通弾)で攻撃した。中東地域を管轄する米中央軍(CENTCOM)は同日、X(旧ツイッター)で「ホルムズ海峡周辺のイラン沿岸にある強化されたミサイル基地に対して5,000ポンド(約2,267キロ)級の深部貫通弾を複数投下した」と発表した。
そのうえで「これらの基地に配備されていたイランの対艦巡航ミサイルは、ホルムズ海峡を通過する国際海上輸送にとって脅威となっていた」と説明した。米中央軍のブラッド・クーパー司令官も「ホルムズ海峡および周辺で航行の自由を脅かすイランの能力を迅速に低下させる取り組みを続ける」と述べた。

米空軍は具体的な使用兵器を明らかにしていないが、CNNは関係者の話としてGBU-72が使用されたと報じた。GBU-72は米空軍が開発した中型のバンカーバスターで、地下深くに設置された核施設やミサイル基地などの強化目標を精密攻撃するために設計された兵器だ。初の空中投下試験は2021年にF-15Eストライクイーグルで実施され、2022年から量産が始まった。

GBU-72は米軍が過去にイランの核施設攻撃で使用したバンカーバスター「GBU-57MOP」と比べると貫通力は劣るものの、爆撃機ではなく戦闘機で迅速に運用できる点が特徴で強化目標を精密に攻撃する兵器と位置付けられる。一方、GBU-57は重量約3万ポンド(約13.6トン)に達する超大型爆弾で、ステルス爆撃機B-2が搭載する現存最強クラスの非核貫通兵器とされる。
一方、イランがホルムズ海峡を封鎖したことを受け、ドナルド・トランプ米大統領は日本や韓国、英国、フランスなどに軍艦の派遣を求め、連日圧力を強めてきた。しかし各国が応じない中で「非常に失望している」と強い不満を示した。
トランプ大統領は同日、自身のSNSトゥルース・ソーシャルで「米国は多くのNATO同盟国から、イランというテロ政権に対する我々の軍事作戦に関与したくないとの通告を受けた」とし「もはやNATO加盟国の支援は必要なく、望んでもいない。日本やオーストラリア、韓国も同様だ」と述べた。
















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