ポクロフスク戦線の砲兵部隊で試験運用…1日最大1.5トンの砲弾運搬負担を軽減

書類鞄サイズに折りたためる2㎏前後の外骨格装備がウクライナ前線に登場した。ウクライナ軍はポクロウスク戦線で弾薬を運ぶ兵士たちの負担を減らすために、この携帯型装備を試験的に導入した。ドローンや地上ロボット、AI戦場システムに続き、兵士の体に装着するウェアラブル補助装備まで前線に持ち込んだのだ。
23日(現地時間)、アメリカのビジネスインサイダーとウクライナの国営通信ウクルインフォルムなどによると、ウクライナ空中機動軍の傘下にある第7即応軍団は最近、外骨格試験装備を傘下部隊に支給し、実際の前線で運用を開始した。この装備はポクロフスク方面の第147独立砲兵旅団が最初に試験運用していると伝えられている。

軍団が公開した映像には、兵士たちが外骨格を着用したまま自走砲の弾薬を持ち運び、積み込む様子が映っている。装備は脚と腰の部分に装着する方式で設計されている。折りたたむと書類鞄サイズに縮まり、携帯も容易だ。海外メディアはこの装備の重さを2㎏程度と紹介した。
砲兵から投入…1日最大1,500㎏を扱う

ウクライナ軍は、この装備を砲兵支援任務に初めて投入した。理由は明白だ。砲兵は毎日数十㎏の弾薬を繰り返し持ち運ばなければならない。第7軍団の関係者は、一般的に砲兵は1日に約50キ㎏の弾薬を15~30発扱うと説明した。単純計算でも1日の総取り扱い重量が最大750~1,500㎏に達する。

ウクルインフォルムによると、軍団はこの外骨格が脚の筋肉の負担を最大30%軽減し、最高時速20㎞で移動し、1回の充電で約17㎞を移動できると明らかにした。ただし、この数値はウクライナ側が公開した性能基準であり、独立した第三者の検証結果はまだ出ていない。
ウクライナの軍事専門メディアのディフェンス・エクスプレスは、この装備がアルミニウム合金構造とAI基盤の動き分析、10の動作モード、モバイルアプリ制御機能を備えていると伝えた。これは単に重さを支える補助具ではなく、使用者の動きと荷重の変化を分析して補助強度を調整する知能型の下半身補助システムに近い。
目標は強化服ではなく疲労軽減

今回の装備は映画の中の全身強化服とは異なる。ウクライナ軍は防弾能力や全身強化よりも、繰り返しの荷役、弾薬運搬、長距離移動時の蓄積疲労を減らすことに焦点を当てている。実際に公開された運用シーンも弾薬を装填位置まで運ぶ兵站・支援任務に集中している。

この方向性はアメリカ軍が推進してきた外骨格開発の流れとも合致している。アメリカ陸軍はセイバー(SABER・Soldier Assistive Bionic Exosuit for Resupply)事業を通じて補給と弾薬の再補給過程で兵士たちの腰と筋骨格の負担を減らす方法を試験してきた。アメリカ陸軍はこの装備の目標を弾薬再補給のような高負荷の持ち上げ作業における負傷や疲労の軽減が目的だと説明した。

ロッキード・マーティンのオニキス(ONYX)も似たようなものだ。同社はオニキスをAI技術を適用した下半身外骨格として紹介し、傾斜地形の移動や重量物運搬時に適切な補助力を提供し、兵士の持久力と荷重運搬能力を高める概念だと説明した。ただし、これらの装備はまだ全軍への標準配備には至っていない。
結局、ウクライナの今回の試験運用は「スーパーソルジャー」の実現よりもはるかに現実的だ。ウクライナ軍は消耗戦が長引く戦場で、兵士一人がより少ない負担でより長く動き、より多くの弾薬を処理する方法を試験している。このような変化は単なる便利さの向上を超え、実際の戦闘持続能力を引き上げる手段となる可能性がある。
















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