
アメリカ海軍最大の空母であるUSSジェラルド・R・フォードが艦内火災の修理のため中東作戦区域を離れ、ギリシャのクレタ島に寄港した。
23日(現地時間)米紙ザ・ヒルによると、ジェラルド・R・フォードはこの日修理と補給のためギリシャのスーダ湾海軍基地に入港した。12日にイランとの戦争任務を遂行中、艦内の洗濯室で発生した火災により船体の一部が損傷したことに伴う措置だ。この火災により乗組員2名が負傷し、寝室約100室が消失する被害を受けたとされる。
アメリカ海軍は声明で「今回の寄港は船舶の効率的な評価と修理、補給のためのものであり、ジェラルド・R・フォード空母打撃群は依然として任務遂行能力を完全に保持しており、海外配備を継続する」と述べた。しかし、ジェラルド・R・フォードの離脱により現在中東における米空母戦力はエイブラハム・リンカーン1隻のみとなり、追加の戦力増強がなければ戦力の空白が避けられないとの指摘が出ている。
ジェラルド・R・フォードは昨年6月バージニア州ノーフォーク港を出港して以来、9か月近く長期配備を続けている。当初ヨーロッパ全域に配備されていたジェラルド・R・フォードは国防総省のベネズエラ近くの軍事力増強計画に従いカリブ海に急派され、ニコラス・マドゥロ政権の打倒作戦などに投入された。その後、2月にアメリカとイラン間の緊張が高まると再びペルシア湾に移動し、大規模空爆作戦を支援してきた。
このような無理な運用を巡りアメリカ政界では批判の声が高まっている。米国議会上院情報特別委員会のマーク・ワーナー委員長は「ジェラルド・R・フォードと乗組員は1年近く海に留まり、限界まで追い込まれた」とし、「彼らはトランプ大統領の無謀な軍事的決定の代償を払っている」と批判した。実際にジェラルド・R・フォードは中東到着以降、トイレシステムの欠陥や洗濯室の火災など相次ぐ装備問題に悩まされていると伝えられている。
















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