
イラン準国営のファルス通信は、6億~7億ドル(約960~1,100億円)相当の早期警戒管制機「E-3・セントリー」を2万ドル(約319万1,600円)のドローン(無人機)「シャヘド136」が破壊したと伝え、今回の戦争における重要な局面の一つで、現代戦における情報戦術と非対称的な打撃が組み合わさった明確な事例だと分析した。報道とは異なり、E-3・セントリーの1機あたりの価格は3億ドル(約478億7,700万円)とされている。
これに先立ち、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は28日、イランによるサウジアラビアのプリンス・スルタン米空軍基地への空爆で米空軍の核心戦力であるE-3・セントリーが深刻な損傷を受けたと報じた。また、米軍12名が負傷し、複数の空中給油機が破壊されたと伝えた。ファルス通信はE-3・セントリーの作戦能力を説明し、シャヘド136・ドローンはピストンエンジンを搭載し、作戦半径が2,500km、15時間連続飛行程度の性能だと比較した。さらに、シャヘド136・ドローンは複雑な防空網を突破し、敵の核心資産を正確に狙うことができるとし、E-3・セントリーとこのドローンの価格比は3万対1だとして、そのコストパフォーマンスを強調した。
同通信は、「今回の攻撃は高価な先端システムであっても、安価でスマートな攻撃に脆弱であり、情報支援がなければ複雑な装備も破壊される可能性があるという戦術的メッセージだ」とし、空中作戦で圧倒的であるという敵の自信を挫く心理的効果もあったと評価した。これに関連して、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、イランの米軍空軍基地空爆直前にロシアが核心情報を提供したと主張した。
ゼレンスキー大統領は29日に放送された米NBCのインタビューで、「ロシアがイラン攻撃を助けるために中東地域の米軍の位置情報を提供していると100%確信している」と述べた。ゼレンスキー大統領によれば、ウクライナ情報当局はロシアが20日、23日、25日の3回にわたりサウジアラビアのプリンス・スルタン空軍基地を衛星で撮影したという情報を入手したという。
ゼレンスキー大統領は、「ウクライナの経験に照らして、数日にわたる繰り返しの撮影は攻撃の信号だ」とし、「1回目の撮影は準備段階、2回目はシミュレーション、3回目の撮影は1~2日内の攻撃を意味する」と主張した。彼は、「イランを助けることはロシアの利益に合致する」とし、「私は彼らが(イランに)情報を共有することを『信じる』のではなく『知っている』。確率は100%だ」と強調した。
ただし、イランが実際にロシアの衛星写真の情報を受け取ってプリンス・スルタン基地の空爆を実行したかどうかは確認されていない。NBCは、「ゼレンスキー大統領の主張に関して衛星写真の証拠はなく、ウクライナがどのように情報を入手したかも明示されていない」と述べた。NBCは「当該情報を独自に確認できなかった」と伝えた。
















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