
イランに対し今後2~3週間、攻撃の水準を引き上げるという米国のドナルド・トランプ大統領の国民向け演説に、中国政府は「軍事的手段では問題を解決できない」と批判した。中国外交部の毛寧報道官は2日、定例記者会見でトランプ大統領の国民向け演説に関する立場を問う質問に「軍事的手段では問題を根本的に解決できず、衝突の激化はどの当事者の利益にも合致しない」と述べた。
毛報道官は「我々は当事者が直ちに軍事行動を中止し、速やかに平和会談の手続きを開始することで対話と交渉を通じて問題を解決し、世界経済とグローバルエネルギーの安全保障にさらなる深刻な衝撃を与えることを避けるよう再度促す」と述べた。
他の国々が原油を確保したいならホルムズ海峡に直接行って持ってこいと言ったトランプ大統領の発言についても批判の声が上がった。毛報道官は「ホルムズ海峡の通航阻止の根本的な原因は米国とイスラエルのイランに対する違法な軍事行動だ」とし、「休戦と戦争の中止を通じて湾岸地域の平和と安定を実現しなければ国際航路の安全と円滑な通行を根本的に守ることができない」と強調した。さらに「各国は共同で努力し、情勢を鎮静化させ、地域情勢の動揺が世界経済とエネルギーの安全保障により大きな影響を与えないよう防止しなければならない」と促した。
トランプ大統領は1日(現地時間)、イラン戦争に関する国民向け演説で「我々は米国のすべての軍事目標を非常に早急に達成できると見ている」とし、「今後2~3週間の間、イランに対する大規模攻撃を行う」と予告した。またホルムズ海峡の麻痺で困難を抱えている同盟国に対しては「ホルムズ海峡を通じて原油を持ってくる全世界の国々が輸送を管理しなければならない。彼らはそれを手に入れ、大切にしなければならない。簡単にできる」とし、直接参戦して原油を確保するようメッセージを繰り返した。
















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