豪首相、トランプ演説を厳しく批判「イランで何を目指すのか不明」

ドナルド・トランプ米大統領が今後2~3週間にわたりイランへの大規模攻撃を続ける考えを示す中、オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は米国が戦争で何を達成しようとしているのか不明確だとして緊張緩和を求めた。
CNNなどによると、アルバニージー首相は2日(現地時間)オーストラリアの首都キャンベラで記者団に対し「トランプ大統領がイランを標的とした軍事行動を開始した当初に掲げた目標はほぼ達成された」と述べ「我々は緊張が緩和されることを望んでいる」と語った。
さらに「米国が今後、何をさらに得ようとしているのか、あるいは最終目標が何なのかは不明だ」とし「明らかなのは戦争が長引くほど世界経済への影響が大きくなるということだ」と懸念を示した。
これに先立ち、マルコ・ルビオ米国務長官は今回の軍事作戦の目的について、イラン海軍の壊滅、イランのミサイル能力の無力化、ミサイル・ドローン生産施設の破壊などを挙げていた。トランプ大統領も1日(現地時間)、ホワイトハウスで国民向け演説を行い「米国はイラン海軍や弾道ミサイル、ミサイル生産施設を破壊し、イランが決して核兵器を持てないようにした」と主張した。
イランとの戦争が1カ月を超える中で行われたこの演説で、トランプ大統領は「中核的な戦略目標は完了段階に近づいている」と強調した。
しかし、国際社会が注目していた終戦宣言や戦闘終結の時期に関する具体的な言及はなく「中身に乏しい」との批判も出ている。
オーストラリアもホルムズ海峡を経由して輸送される原油に依存する国の一つで、今回の戦争による経済的打撃を受けている。
アルバニージー首相は1日、トランプ大統領に先立つ国民向け演説で、国民に燃料の買いだめを控えるよう呼びかけるとともに、可能であれば在宅勤務や公共交通機関の利用を検討してほしいと訴えた。
















コメント0