ブラジル3月ガソリン価格5%上昇、米国は30%
サトウキビ由来エタノール・バイオ燃料の開発が影響

アメリカ・イスラエルによるイラン攻撃で原油価格が急騰し、世界中で大きな打撃を受けているが、ブラジルはバイオディーゼルの効果でさほど影響はないと31日(現地時間)にワシントン・ポスト(WP)が報じた。
WPによると、ブラジルの秘訣は数十年にわたって培ってきたサトウキビバイオ燃料とエタノールにある。ブラジルの車はエタノールとガソリンの両方を使用できるようになっている。ブラジルのガソリンスタンドでは、純ガソリンの代わりに、サトウキビ由来の100%エタノールやエタノールを30%混合した燃料を自由に選択できる。
ブラジルは1970年代から外国産石油への依存度を減らすために、国家主導で、どのような比率でも対応できるフレックス燃料車(FFV)を普及させた。その結果、先月ブラジルのガソリン価格の上昇は5%にとどまった。アメリカのガソリン価格が30%も上昇したことに比べると非常に対照的である。
ブラジルでは今月上旬からサトウキビを収穫するとのことだが、収穫量が過去最高に達する見込みだという。収穫量は昨年よりも40億リットル多い300億リットルで、これは昨年輸入したガソリンの総量に匹敵する量だ。
イラン情勢が5週目に入る中、メキシコやインドなどはブラジルのモデルをエネルギー安全保障の手本として取り入れ、ベンチマーキングに乗り出している。
バイオ燃料は軽油・石油・ガスに比べて、温室効果ガスである二酸化炭素の排出量が少ないという点もプラスに作用していると、WPは付け加えた。













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