
5月の米中首脳会談を前に、米国通商代表部(USTR)のジェイミソン・グリア代表は、中国との安定した貿易関係を維持しつつ、希土類の確保を引き続き推進する方針を示した。
7日(現地時間)AP通信などによると、グリア代表はワシントンD.C.のハドソン研究所での行事で、「我々は米中間の安定した関係を維持し、大規模な対立は望まない」と述べたとのことだ。
また、米国が中国製品、特に先端製品や製造業製品に高関税を課すことで、中国との安定的な関係を築いてきたと説明し、「これは中国と再び対立する意図ではない」と強調した。
さらに、対中国貿易赤字を「構造的問題」と位置づけ、米国はこれを解消するために国内回帰(リショアリング)を進めていると述べた。
核心鉱物の問題についても言及し、米国のドナルド・トランプ大統領が中国の習近平国家主席との会談でも希土類へのアクセス確保を主張するだろうとし、首脳会談前に関連の争点が一定程度解消されることを期待していると語った。
そして、米国は核心鉱物の自立に向けて前進しており、中国以外のパートナーへの依存も進めていると付け加えた。
グリア代表はさらに、中国側と新たな協議機関である「貿易委員会」の設立案について協議中であることを明らかにした。両国は3月15~16日にパリで開かれた貿易会談で、「貿易委員会」と「投資委員会」を新設し、貿易と投資の課題を体系的に調整する方策を検討したとされる。
なお、ホワイトハウスは米中首脳会談が5月14~15日に北京で開催されると発表している。














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