スターマー英首相、エネルギー価格急騰に不満…トランプ大統領とプーチン大統領を批判

英国のキア・スターマー首相は9日(現地時間)、戦争の影響でエネルギー価格が急騰していることに不満を示し、ドナルド・トランプ米大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領を並べて批判したとポリティコが報じた。
中東を訪問中のスターマー首相はITVニュースのインタビューで、エネルギーコストの上昇が英国経済の重荷になっていると指摘し、プーチン大統領やトランプ大統領の行動によって、世界中の家庭や企業のエネルギー負担が増していることに強い不満を示した
また、トランプ大統領が停戦直前に「文明の壊滅」に言及して威嚇したことについては「私なら使わない表現だ」と間接的に批判した。そのうえで「我々の行動はすべて英国の価値観に基づく」と強調した。
スターマー首相はイスラエルへの批判も強めた。イスラエルはイランとの停戦後もレバノンへの空爆を続けており、国際社会の批判を招いている。スターマー首相は、イスラエルの空爆が停戦違反に当たるかを問われると「停戦の詳細をすべて把握しているわけではなく、違反だと断定するのは難しい」と慎重な姿勢を示した一方で「しかし、明らかに間違っており、あってはならないことだ。止めるべきだ」と述べた。さらに「問題は合意違反かどうかという技術的な話ではなく、原則の問題だ」と強調した。
スターマー首相はホルムズ海峡の安全な航行再開に向けた国際連携も主導している。戦争初期には米軍の英国基地使用要請を拒否し、トランプ大統領と対立が生じたこともあった。
英国では5月7日に地方選挙が予定されている。この選挙は政権と首相に対する中間評価の意味合いが強い選挙となる。特に今回は「生活費危機」が最大の争点になるとみられており、スターマー首相と労働党にとって負担となっている。













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