
米国とイランの初の交渉が決裂し、終戦交渉に暗雲が立ち込める中、交渉中にもレバノンを攻撃したイスラエルがレバノン武装組織ヒズボラへの攻撃を続ける方針を示唆した。
12日(現地時間)、現地紙タイムズ・オブ・イスラエルによると、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はイスラエル軍が占領・管理しているレバノン南部の緩衝地帯を訪れ、「レバノンでの戦争は依然として続いている」と述べた。
ネタニヤフ首相はこの日、防弾チョッキ姿で現場を訪れた。この訪問にはイスラエル・カッツ国防相、エヤル・ザミール参謀総長、北部方面司令官のラフィ・ミロ少将など軍上層部が同行した。
ネタニヤフ首相は「この安全区域のおかげでレバノンからの侵攻の脅威を防いだ」とし、「まだやるべきことが多く、我々はその任務を遂行中だ」と強調した。
また、「我々は対戦車砲攻撃の危険を押しのけ、ロケットの脅威にも対応している」としながらも、「まだやるべきことが多い」と付け加えた。
イスラエルは、米国とイランの交渉代表団がパキスタン・イスラマバードで初の終戦交渉を行っていた11日にレバノン南部を空爆し、少なくとも15人が死亡した。
翌日にもレバノン南部地域の複数の村を爆撃するなど、イスラエルは「休戦の対象にレバノンは含まれない」と主張し、両国の終戦交渉にもかかわらず空爆を続けている。
ネタニヤフ首相は11日「イランに対してまだやるべきことが残っている」とし、「ヒズボラとも依然として戦っており、まだ終わっていない」と主張した。
イスラエルがイランとの戦争に備えて警戒態勢を強化しているとの報道もあった。
イスラエルの民間放送局のチャンネル12はこの日、「イスラエルは交渉決裂とイランの奇襲攻撃、戦闘再開の可能性に備えている」とし、「ザミール参謀総長がすべての部隊、特に空軍と情報部の作戦準備態勢を回復させるよう指示した」と報じた。
同メディアは、「軍上層部が指針を強化するかどうかを議論し、現在の指針を維持することに決定した」としながらも、「交渉の展開に応じて状況が変わる可能性がある」と付け加えた。
















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