
米国のドナルド・トランプ大統領の最も強力な味方の一人だったイタリアのジョルジャ・メローニ首相が、教皇に対するトランプ大統領の攻撃を「受け入れられない」と公然と批判し、背を向けた。トランプ大統領をノーベル平和賞の候補に推薦するほど特別だった両者の関係に亀裂が生じ、欧州内の右派勢力の連帯も揺らいでいる。
13日(現地時間)、米ポリティコによると、メローニ首相はこの日声明を通じて「ローマの教皇レオ14世に対するトランプ大統領の発言は容認できない」と明らかにしたという。メローニ首相は「教皇はカトリック教会の首長であり、平和を訴え、あらゆる形の戦争を非難することは教皇として当然で適切なことだ」と強調した。
メローニ首相のこのような態度の変化は、先月イタリア国内での国民投票の敗北以降、トランプ大統領と距離を置いてきた行動の延長線上にあると解釈される。特にイタリアの人口の半分以上はカトリック信者である。その状況でトランプ大統領による宗教への攻撃が自らの支持基盤を揺るがしかねないとの危機感が働いたものとみられる。
これに先立ちトランプ大統領は先週末、鷲と戦闘機、そして星条旗が飛び交う背景の中で、自分がイエスのように光で病人を治す姿の人工知能(AI)画像をSNSに投稿した。支持層の内部からも「神聖冒涜だ」という批判が相次ぐと、トランプ大統領はその投稿を削除した。
トランプ大統領は13日の午後、米ホワイトハウスの外で記者たちと会い「写真の中の人物が医者だと思った」と釈明した。それでも教皇に対しては「謝罪することがない」と既存の立場を曲げなかった。
ポリティコは、メローニ首相をはじめとする欧州の右派指導者たちがカトリックの票を意識してトランプ大統領との関係設定に苦慮していると分析した。今年初めから欧州内のイデオロギー的な同盟国の間でトランプ大統領への支持が急速に減少している点もこのような流れを裏付けている。
















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