
ウクライナは3月の1カ月間、迎撃システムを使用して、様々な種類のロシア製ドローン3万3,000機以上を撃墜した。ロシアとの戦争が始まってから約4年余りの間で、月間としては最多の記録となった。ウクライナのミハイロ・フェドロフ国防相は明らかにした。
一方、ウクライナは独自開発した長距離攻撃用ドローンを使用し、2週間足らずの間に3回目となる黒海沿岸のロシアの製油所やターミナルへの攻撃を実施した。この攻撃により、現地住民が避難する事態が起きたという。
ウクライナはロシアの大規模な軍事力を抑止するうえで不可欠とされる先端的なドローン技術を開発し、実戦でその性能を検証してきた。こうした技術は世界各国の軍事関係者の関心を集めている。
ウクライナ当局によると、防空体制の中核を担う迎撃ドローンの需要は現在戦闘が続く中東や湾岸諸国で大きく増加しているという。
フェドロフ国防相は27日夜、テレグラムに投稿したメッセージで、ロシアの航空攻撃を防ぐため迎撃ドローンの供給を拡大していると説明した。また、ウクライナ軍は空軍力の強化を目的に空軍内に新たな指揮部を設置したことも明らかにした。
ウクライナ国防省は28日、2022年2月にロシアとの戦争が始まって以来、ウクライナ軍の長距離攻撃能力が630キロから1,750キロへと2倍以上に拡大したと発表した。
これによりウクライナは、ロシアの戦争遂行を支える重要な資金源となっている石油関連施設への攻撃が可能となり、ロシア軍に物資を供給する製造工場なども標的としているとしている。
ウクライナは今月、黒海沿岸のトゥアプセ港にあるロシアの製油施設を3回攻撃した。これは複数の国防・治安機関が関与した共同作戦だったとされる。今月初めの2回の攻撃では石油貯蔵タンク24基が破壊され、4基が損傷したとウクライナの無人システム部隊が28日に明らかにした。
しかし、これらの主張については独立した立場からの検証は困難とみられている。
ロシア国防省は28日、ロシア本土やロシアが併合したクリミア半島、さらに黒海およびアゾフ海上空で一晩の間にウクライナのドローン186機を迎撃したと発表した。













コメント0