
中国人女性が腕のしこりを除去する手術を受けたところ、内部から長さ10センチほどの寄生虫が現れるという衝撃的な事態が起きた。普段からカエル料理を好んで食べ、生肉を切った包丁やまな板をそのまま加熱しない食品に使い回していたことが原因とみられている。
22日(現地時間)、中国の上観新聞や香港のバスティーユ・ポストなどによると、中国・広東省深圳市に住むワンさんは、約1年前に左腕の上部にピーナッツほどのしこりができていることに気づき、最終的に手術を受けることになったという。
ワンさんは、初めは時々痛みを感じる程度だったため、大したことはないと考えていた。
しかし、時間が経つにつれてしこりはウズラの卵ほどの大きさまで膨らみ、痛みもひどくなった。
ついには皮膚の表面に濃い紫色の斑点まで現れたため、ワンさんはようやく深圳市人民病院を受診した。
医師たちは当初、血管系の腫瘍を疑い、切除手術を決定した。
ところが、皮下脂肪層を切開した瞬間、白い糸のような形をした2匹の寄生虫が這い出てきた。確認された寄生虫の長さはいずれも10㎝を超えていたという。
検査の結果、ワンさんの体から出てきた寄生虫は芽殖孤虫(スパルガヌム)であることが確認された。
医師らは、ワンさんの家族が普段からカエル料理を好んで食べていたことに注目した。
購入してきたカエルを自宅で火鍋にしたり、カエルの和え物など生の状態でも頻繁に口にしていたが、原因となったのは台所に1組しかなかった包丁とまな板だった。
医師たちは、ワンさんが生きたカエルを処理した包丁とまな板を洗わないまま、カエルの和え物の調理に使い、その過程で幼虫が食べ物に付着して体内に入ったと推測した。
スパルガヌムの幼虫は、カエルやヘビなどの野生動物の筋肉や皮膚に袋の状態で寄生する。
人体に侵入すると成虫にはならず、幼虫の状態で皮下組織、筋肉、目、脳、内臓など全身を移動するのが特徴だ。
特に、皮膚の下にこぶができたり消えたりを繰り返す症状が最も一般的に現れる。
中国では毎年1,000件以上のスパルガヌム感染事例が発生しているとされ、このうち約90%が誤った食習慣によるものとされている。
















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