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アイドリング冷房・間違った温度設定…夏の車内が思うように冷えないのはその習慣のせい?

山田雅彦 アクセス  

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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真夏に熱くなった車内に乗り込んだとき、エアコンを最大にしてもなかなか涼しくならない経験は誰にでも一度はあるだろう。冷房が弱いわけでも、故障しているわけでもないのに、なぜこんなことが起こるのか。米国の消費者情報誌コンシューマー・リポートは、エアコンを正しく活用できていない誤った使用習慣が冷房効率を下げ、場合によっては燃費の悪化にもつながりかねないと指摘し、実際に役立つ5つのヒントを提示した。

出発前のアイドリング冷房は非効率的だ

車内が熱いからといって、エンジンをかけたままアイドリング状態でエアコンを稼働させておくのは、意外にも非効率的だ。アイドリング中はエンジン回転数が低く、コンプレッサーの回転も上がらないため、冷房性能が十分に発揮されないからだ。

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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より効果的な方法は、エンジンをかけたらすぐに出発し、窓を10〜20秒間開けて車内にこもった熱気を素早く外に逃がすことだ。ある程度熱気が逃げたところでエアコンをオンにすれば、走行中はエンジン回転数が高くコンプレッサーの効きも上がるため、車内を素早く冷やすことができる。

温度設定は数字より「Lo」が正解だ

デジタル温度設定が可能な車両では、20℃や22℃といった具体的な数値よりも「Lo(最低温度)」に設定するほうが冷房効率の面で有利だ。車両のエアコンシステムは基本的に空気を約3℃まで冷却した後、設定温度に合わせて一部を再加熱する方式で動作する。特定の温度を設定するとその分だけ冷却した空気を再加熱するため、余分な燃料を消費することになる。「Lo」に設定すれば再加熱のプロセスが省かれ、エネルギーのロスなく最大限の冷房効果を引き出すことができる。

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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後部座席の乗客がいるなら内気循環モードを切れ

外気を遮断して車内の空気を再循環させる「内気循環モード」は冷房効率を高める一方で、冷気が前席に集中しやすいという欠点がある。後部座席に乗客がいる場合はこのモードを解除し、外気導入モードに切り替えることがより効果的だ。特に後部座席に送風口のない車両ほど、この切り替えが体感冷房温度に与える影響は大きい。

停車時にエアコンが切れるなら?この機能を確認しろ

停車時にエアコンが突然止まるようであれば、アイドリングストップ機能の影響を疑ってみるとよい。燃費改善を目的に停車時にエンジンを自動停止するこの機能が働くと、エアコンのコンプレッサーも同時に止まってしまう。内燃機関車両であればこの機能をオフにすることで、渋滞中も冷房を維持しやすくなる。

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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キャビンフィルターの点検だけで冷房効果が変わる

エアコンの性能が以前ほどでないと感じるなら、エアコンフィルターの状態を確認するとよい。車内の空気をろ過するフィルターにほこりや落ち葉などが堆積すると、通風が妨げられ冷房効率が目に見えて低下する。フィルターはグローブボックスの内側に位置していることが多く、特別な工具がなくても点検できる。汚れが軽度であれば交換前に清掃するだけでも効果が期待でき、汚染がひどい場合は交換を検討するのが望ましい。

車のエアコンを正しく活用するために、大掛かりな修理や費用は必要ない。出発方法を変え、温度設定を一つ調整し、フィルターの状態を定期的に点検するだけで体感冷房効果は変わる。夏のエアコン効率は、日々の使い方次第で大きく変わるだろう。

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