
ドナルド・トランプ米大統領が29日朝(現地時間)、トゥルース・ソーシャルでイランに対し強い警告を発したと米CNBCが報じた。
トランプ大統領は投稿で「イランは依然として状況を理解していない。核合意に署名する方法すら分かっていないようだ。できるだけ早く現実を認識すべきだ」と指摘した。
投稿には銃を手にしたトランプ大統領が爆発を背景に立つAI合成画像が添付され「もう穏健な姿勢を装うことはできない」との文言が記されていた。
この投稿はホルムズ海峡の封鎖が続き、ここ数日間は交渉再開の試みが停滞しているとみられるなど、イランとの協議の先行きが不透明な中で出された。
米国の交渉団は先週末、パキスタンのイスラマバードで追加協議を行う予定だったが、トランプ大統領がこれを取りやめたとされる。
トランプ大統領は米フォックス・ニュースのインタビューで「我々はあらゆる手段を持っている」と述べ「イランが対話を望むなら、こちらに来ることも電話をかけることもできる」と語った。これに先立ち、JDバンス米副大統領が主導したこれまでの協議は合意なしに終わっていた。
また、米ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は27日、イランが米国による港湾封鎖の解除と戦闘終結を条件に、ホルムズ海峡の再開を提案していたことを認めている。
このイランの提案について米メディアは、イランの核開発問題に関する協議を先送りする意図がある可能性を指摘した。
ロイター通信は28日、トランプ大統領がイランの提案に満足しておらず、ホワイトハウスが対抗措置に踏み切る可能性があると報じた。
こうした中、原油市場では価格が上昇した。米国産の指標であるWTI先物はトランプ大統領の投稿後、2.82%上昇し1バレル当たり102.75ドル(約1万6,500円)で取引され、北海ブレント原油先物も3%上昇し114.62ドル(約1万8,400円)で取引を終えた。
さらに、アラブ首長国連邦(UAE)が5月1日付で石油輸出国機構(OPEC)から脱退すると発表したこともあり、原油価格はすでに上昇傾向にあり、世界の供給見通しは一段と不透明さを増している。













コメント0