
米国が4日(現地時間)、ホルムズ海峡の再開を目指す「プロジェクト・フリーダム」を開始する中、イランはホルムズ海峡での双方の軍事行動について「政治的危機に軍事的な解決策は存在しないことを明確に示している」との認識を示した。
イランのアッバス・アラグチ外相は同日、「X(旧ツイッター)」に投稿し「パキスタンの寛大な仲介努力により交渉が進展しつつある中、米国は悪意ある勢力によって再び泥沼に引き戻されないよう警戒すべきだ。またUAEも同様だ」と述べた。悪意ある勢力はイスラエルを指すとみられる。
さらに「プロジェクト・フリーダムは行き詰まっている」とも指摘した。
この日から米国がホルムズ海峡に足止めされている船舶の脱出を支援する作戦を開始したことで、米国とイランの間で続く「不安定な停戦」は崩壊の危機に直面した。
中東地域の米軍作戦を統括する米中央軍のブラッド・クーパー司令官は記者団との電話会見で、イランの小型船6隻を撃沈し、巡航ミサイルやドローンを迎撃したと説明した。プロジェクト・フリーダム作戦に商船の護衛は含まれていないものの、米軍はホルムズ海峡周辺に大規模な戦力を展開し、不測の事態に備えているという。

これに対し、イラン政府高官は国営放送を通じて「イランの軍用ボートが撃沈されたとする米側の主張は事実ではない」と否定した。
またイランは直近24時間で湾岸地域においてUAEなどの船舶を含む4隻を攻撃したとの疑惑を受けている。
さらに湾岸諸国への攻撃も再開された。UAEは同日、イランによるミサイルやドローン攻撃によりフジャイラの石油化学団地で火災が発生したと明らかにし、複数のミサイルを迎撃したと発表した。米国とイランが先月停戦に入って以降、UAEでミサイル警報システムが作動したのは初めてとされる。
















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