
ホルムズ海峡に足止めされていた中国所有の油槽船1隻が4日(現地時間)に攻撃を受けたことが7日、明らかになった。イランの核心的な友好国である中国の船舶が攻撃を受けたという報道は、ホルムズ海峡封鎖後初めてだ。インディア・トゥデイやNDTVなどのインドメディアが同日、中国メディアの財新を引用して報じたところによると、中国所有の石油・化学製品の運搬船「JVイノベーション」号は、4日にアラブ首長国連邦(UAE)のラアス・アル=ハイマ地域にあるサクル港付近で「攻撃(under attack)」を受けたという。攻撃主体は確認されていない。
これにより船舶の甲板で火災が発生したと伝えられている。総乗船者数や乗組員の負傷の有無は明らかになっていない。船舶には「CHINA OWNER&CREW(中国の船主と船員)」という文言が記されているという。攻撃が行われた4日は、米トランプ政権が商船の通航を誘導する目的で発表した「プロジェクト・フリーダム」作戦の開始日だ。米国がこの日、米国籍の商船2隻をホルムズ海峡の外に移動させるなど物理的な海路開放に着手すると、イランはホルムズ海峡内外にある各国の船舶に射撃を行い対抗した。
この過程で4日にUAE・アブダビ国営石油会社(ADNOC)の油槽船1隻、5日にフランスの海運会社CMA CGMの貨物船1隻などがイランの攻撃にさらされた事実が明らかになっている。韓国HMMのバルク船「ナム(NAMU)」号も4日、近海に停泊中、火災が発生した。ただし、NAMU号の火災原因が外部からの攻撃によるものかどうかはまだ調査中だ。
NDTVは、UAEやフランスだけでなく、イランの核心的な友好国である中国の油槽船まで攻撃を受けたことについて、「危機初期にはイランが中国の船舶に限って海峡の通過を許可するという報道があったが、今やそのような『安全通行』は終わったように見える」と解釈した。中国の油槽船に関するイラン当局の公式見解や主要メディアの報道は出ていないと海外メディアは伝えた。
中国外交部はこの日の午後、関連状況を説明し、負傷者はいないと確認した。中国外交部の林剣報道官は定例の記者会見で、「現在把握している状況によれば、攻撃を受けた船舶はマーシャル諸島船籍で中国籍の乗員が乗船しているという」とし、「現時点でその船舶に死傷者がいるという状況は報告されていない」と明らかにした。続けて「中国は多数の船舶と乗員が戦争の影響で海峡に閉じ込められている状況に深い懸念を表明する」とし、「早急に海峡の円滑な通行を回復し、民間の船舶と乗員の安全を守ることが地域の国々と国際社会の共同利益に合致すると考える」と呼びかけた。
イラン政府が直接中国に状況を説明した可能性も提起されている。イランのアッバース・アラーグチー外相は6日、北京を訪れ、中国の王毅外相に「ホルムズ開放問題は早急に解決できる」と述べた。これに対し王外相は「海峡問題に関して国際社会は海峡の正常で安全な通行回復に共通の懸念を持っており、中国は当事者が国際社会の強い要求に早急に応じることを希望する」と述べた。
















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