メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

国防相2人まで“死刑待ち”…最高位層にまで軍部粛清が進む中国

竹内智子 アクセス  

引用:Daum
引用:Daum

元国防相2名、同時に「死刑執行猶予2年」

中国の軍事法廷は、元国防相2名に相次いで死刑執行猶予2年の判決を下し、習近平国家主席の軍部粛清がついに最高位層まで及んだとの評価が出ている。中国の国営、新華社と現地メディアは、軍事法廷は7日、魏鳳和前国防相とその後任の李尚福前国防相にそれぞれ贈収賄(魏鳳和は贈賄も含む)容疑を有罪と認定し、死刑執行猶予2年とともに政治権利終身剥奪、全財産没収を宣告した。中国当局は、執行猶予期間終了後に刑が無期懲役に減刑されても、2人とも終身拘禁され、追加の減刑・仮釈放は許可されないと明言した。

引用:SNS
引用:SNS

習家軍の中核だった張又侠氏・劉振立氏まで失脚

国防相の処罰については、すでに事前に示唆されていた。今年1月には習近平国家主席の側近と分類される中央軍事委員会(CMC)の張又侠副主席と劉振立参謀長が解任・調査を受け、軍の首脳部人事が連鎖的に崩壊した。彼らに対しては、単なる腐敗ではなく「不服従」や「主席責任制の毀損」容疑まで適用された。中国人民解放軍の機関紙、解放軍報は、彼らが習近平国家主席の軍統率原則を深刻に毀損したと名指しで批判した。張又侠氏は習近平国家主席より年上で、長い間軍の近代化作業を共にしてきた実力者だったため、彼の失脚は軍内部の権力再編が予想以上に深いレベルで進行していることを示す象徴的な事件として受け止められている。

引用:ニューシス
引用:ニューシス

「反腐敗」か「忠誠再検証」か

中国当局は一連の措置を「軍内部の腐敗撲滅」と説明しているが、粛清対象と範囲を見ると政治的忠誠度を再整列する作業に近いとの解釈が説得力を得ている。戦略国際問題研究所(CSIS)・英国国際戦略研究所(IISS)などの分析を総合すると、2023年以降に失脚・解任・行方不明となった中国人民解放軍の高級人事は最低100名を超えると推定されるという。IISSは年次報告書で「中央軍事委員会、戦区司令部、武器調達・開発分野、国防学界まで全方位的な粛清が進行しており、公職が埋まるまで中国人民解放軍の指揮構造は深刻な欠陥を抱えて運営されるだろう」と評価した。

引用:Wikipedia
引用:Wikipedia

指揮の安定性と台湾作戦準備、揺らぐのか

外交・安全保障の専門家は、今回の粛清が単なる「監察ショー」にとどまらず、中国軍の実戦運用にも負担をかける可能性があると見ている。軍の首脳部の交代が頻繁になると作戦計画の連続性と指揮体系の信頼が落ちざるを得ず、特に台湾を巡る高強度の軍事示威・上陸訓練が続く状況では、指揮官の空白が戦時準備態勢に影響を与える可能性があるとの指摘がある。ただしIISSは「空席が埋まる過程で一時的な混乱は避けられないが、中国軍の近代化と戦力増強の大きな方向は変わらないだろう」とし、中長期的な影響は限定的であるとの見通しも示した。

引用:Daum
引用:Daum

「革命の長老の家系も例外ではない」…内部に投げかけたメッセージ

李尚福氏に対する重刑判決は軍内部の既得権層に投げかけた警告だとの分析もある。李尚福氏は中国の国共内戦当時、西北野戦軍の指揮官の息子で、習近平国家主席の父親・張又侠氏の父親と同系の革命の長老家系出身であると知られている。フィナンシャル・タイムズと多数の国際メディアは「革命の長老家系出身であり、コネが厚い李尚福氏までも例外なく処罰したのは、軍内部の誰も習近平国家主席の『反腐敗・忠誠検証』の対象から逃れることができないというメッセージだ」と解釈した。

引用:SBS
引用:SBS

長期化する粛清、軍内部にはどのような後遺症が残るのか

粛清が長期化する場合、軍内部の雰囲気には副作用も生じる可能性がある。相次ぐ調査と解任により、幹部が意思決定に消極的になり、上部の指示だけを待つ「萎縮した組織文化」が深まる恐れが中国内外で提起されている。一部の分析家は「反腐敗が軍の戦力強化ではなく、政治的統制強化に焦点が当てられると、長期的には作戦の創造性と戦術的自律性が萎縮する可能性がある」と指摘している。

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 米下院が対イラン追加攻撃制限可決、終戦交渉は大詰め段階
  • トランプ氏がイラン報復に理解示唆、終戦交渉へ強い執着
  • 総裁も審議委員も「利上げ必要」…6月日銀、1%へのカウントダウン
  • 米国が欧州核配備拡大検討、NATO東側で関心高まる
  • 米軍縮小への不安の中で…ポーランド・バルト諸国が注目する「核共有」拡大案
  • ロシアが大規模空襲直後に停戦言及、撤退要求で圧力強化

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • トランプ氏がイラン報復に理解示唆、終戦交渉へ強い執着
  • 寮に無断侵入した女性ファンが寝ている間にキス? アイドル時代の過激行動に“トラウマ”
  • 大物タレントに「芸人ですか?」発言…日本人メンバーの正直すぎる一言に苦笑い
  • 173cm・55kgの女優がラーメン4袋を完食…“吐き出し”疑惑にノーカットで大食いに挑む

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • トランプ氏がイラン報復に理解示唆、終戦交渉へ強い執着
  • 寮に無断侵入した女性ファンが寝ている間にキス? アイドル時代の過激行動に“トラウマ”
  • 大物タレントに「芸人ですか?」発言…日本人メンバーの正直すぎる一言に苦笑い
  • 173cm・55kgの女優がラーメン4袋を完食…“吐き出し”疑惑にノーカットで大食いに挑む

おすすめニュース

  • 1
    「こんなタコは見たことがない」ガラパゴス深海1800mで発見…ゴルフボールサイズの“青い新種ミニタコ”

    トレンド 

  • 2
    「先に行くよ」の一言で彼女を山に置き去り…命の危険まで招く“登山破局男”の心理とは

    トレンド 

  • 3
    「頭頂部を高くすれば小顔で若く見える?」…頭皮を切開し穴まで開ける“頭の美容整形”に危険性の指摘も

    ヒント 

  • 4
    GMのAI革命「夜通し計算が1分に」…自動車開発の第3段階で業界の常識を覆す

    モビリティー 

  • 5
    宿泊客の「ドライヤー放置」に衝撃、ホテル火災寸前でSNS話題に

    トレンド 

話題

  • 1
    「月1万個の廃棄品を削減」日本自動車業界が不良品基準を大幅緩和、その背景とは

    モビリティー 

  • 2
    なぜ公衆トイレの便座はU字型なのか?

    トレンド 

  • 3
    「中国も真似しないデザイン」フェラーリ初EV論争にランボルギーニCEOが参戦

    モビリティー 

  • 4
    「ここは食堂ではない」空港の授乳室でカップ麺を食べる中国人観光客…SNS拡散で迷惑利用に波紋

    トレンド 

  • 5
    子どもへの初めての車選び、IIHSとコンシューマーレポートが推奨する安全モデルとは

    モビリティー 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]