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トランプ氏訪中の日に首都キーウを大規模攻撃…ロシアが”このタイミング”で動いた理由

望月博樹 アクセス  

トランプ氏が北京入りした直後に…ロシアがウクライナへ過去最大規模の猛攻、その狙いとは

引用:朝鮮日報
引用:朝鮮日報

ロシアは開戦以降で最大規模となる空爆を続け、ウクライナの首都キーウをはじめ複数の都市を激しく攻撃した。14日(現地時間)、ロイター通信などの外信は、ロシアが13日以降にドローン1,567機を発射し、2日間で少なくとも27人の民間人が死亡したと報じている。

ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は14日、SNSで「夜通し、ロシアは670機以上のドローンと56発のミサイルを発射した」とし、「こうした行動は、戦争が終わりに向かっていると信じる者の行動では決してない」と批判した。さらに「キーウが深夜攻撃の主な標的だった」としたうえで、「2日間にわたる空爆は、ロシアが長期間かけてドローンとミサイルを備蓄し、攻撃の時期を意図的に選ぶことで、ウクライナの防空網に最大限の負担をかけるためのものだ」と述べている。

引用:YTN
引用:YTN

実際、この日のロシアによる攻撃は極めて激しいものだった。キーウでは9階建ての集合住宅が崩壊し、少なくとも16人が死亡した。行方不明者もいるとみられ、犠牲者はさらに増える可能性がある。

これについて、キーウのビタリ・クリチコ市長は「敵であるロシアによる首都への最大規模の攻撃」と位置づけ、哀悼の日を宣言した。報道によると、ロシアによる2日連続の大規模攻撃で、ウクライナ全土では50棟以上の住宅を含む計180施設が被害を受け、11地域で電力供給が停止したという。

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

今回のロシアによる大規模攻撃は、3日間の停戦が終了した直後に行われた点に加え、米国のドナルド・トランプ大統領が中国に到着した当日から始まった点でも注目される。米中首脳会談の前後に、ロシアがウクライナへの大規模攻勢に踏み切った背景には、今後の交渉を見据えて有利な立場を先取りする狙いがある。本格的な終戦交渉の場が設けられる前に戦況を掌握し、ロシアの意向に沿った終戦案へと持ち込もうとする思惑が読み取れる。

ウクライナのアンドリー・シビハ外相は「トランプ大統領の訪中時期に行われた今回の攻撃は、ロシアが戦争を続けようとしていることを示すものだ」と述べ、戦争終結に向けてモスクワへの圧力を継続する必要があると訴えた。

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