
イラン最高指導者のモジタバ・ハメネイ師が、ウランを海外に持ち出すことは絶対に許可されないという指示を出したと伝えられている。
ロイター通信によると、イラン政府の関係者は21日(現地時間)、「最高指導者の指示は、高濃縮ウランが国外に出てはならないというものだ」とし、「ウランを海外に送れば、今後米国とイスラエルの攻撃にさらに脆弱になると考えている」と明かしたという。
イランは前回の停戦交渉で60%まで濃縮されたウラン備蓄量の半分を国外に持ち出す可能性を示唆していた。しかし、米国の交渉団がウランの全量を持ち出すよう圧力をかけたため、交渉は難航している。
国際原子力機関(IAEA)によると、昨年時点でイランは440.9kgの60%濃縮ウランを保有しているという。これは追加濃縮すれば核兵器10個を製造できる量だ。IAEAはこのうち200kg以上がエスファハーンの核施設に保管されていると明らかにした。
ロイター通信は「イラン最高指導者の命令は交渉をさらに困難にし、戦争終結の道筋を複雑にした」とし、「イランのウラン国外持ち出しは、双方が絶対に譲れない問題だ」と分析している。
















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