
米国のドナルド・トランプ大統領は1日(現地時間)、今後1週間以内にイランとの戦闘終結に向けた了解覚書(MOU)で合意できるとの見通しを示した。
トランプ大統領は同日、米ABCとの電話インタビューで、ホルムズ海峡の通航再開に向けたMOUの取りまとめと合意時期を問われ、「今後1週間以内に、あなたはそれについて話していると思う」と答えたと同局が報じた。一方で、トランプ大統領は「なお、いくつか追加で解決しなければならない問題がある」と述べ、合意にはまだ至っていないとの認識も示している。
ただ、イラン側は態度を硬化させている。この日、イラン準公営タスニム通信は、イスラエルによるレバノン攻撃が続いていることを理由に、イランが米国との交渉を中断することを決めたと報じていた。その後、トランプ大統領はイスラエルと、レバノンの親イラン武装組織ヒズボラ側に働きかけ、双方が交戦を停止することで合意したとして、事態の沈静化を図った。
イラン最高指導者のモジタバ・ハメネイ師の軍事顧問であるモフセン・レザイ氏は「X(旧ツイッター)」で、「ホルムズ海峡はイランの管理下にある」としたうえで、「米国による海上封鎖の継続は容認せず、レバノンでの緊張激化も認めない。イラン軍の忍耐にも限界がある」と警告した。イラン側の交渉代表でもあるモハンマドバゲル・ガリバフ国会議長も「X」で、レバノンのナビーフ・ビッリー国会議長と対話したと明らかにし、「イスラエルによるレバノン侵略が続くなら、敵と直接対峙すると明確に伝えた」と発信している。
トランプ大統領は先月30日に放送された義理の娘ララ・トランプ氏とのインタビューでも、「非常に良い合意に近づいている」と語っていたが、イランは1日に交渉中断を宣言していた。
















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