
米国とイランの終戦交渉の先行きが不透明となる中、イラン軍の戦力が開戦前より強化されたとの見方が米議会から示された。
31日(現地時間)米政治メディアのザ・ヒルによると、上院国防小委員会の民主党筆頭理事を務めるクリス・クーンズ上院議員(デラウェア州選出)は、フォックス・ニュースの番組に出演し「率直に言って、イランは90日前、つまり今回の戦闘が始まる前よりも強くなっている」と述べたという。
クーンズ議員は特にイランの無人機(ドローン)戦力について「深刻な脅威となっている」と指摘した。
そのうえで「イランは低コストながら高い破壊力を持つドローンを用いてホルムズ海峡を封鎖しただけでなく、この地域における米国のパートナーや同盟国への攻撃、石油・ガス関連インフラの破壊、さらには米大使館や基地への攻撃も行っている」と説明した。
さらに「イランがホルムズ海峡を意のままに封鎖することを防ぐため、より強力で実効性のある対応策が必要だ」と強調した。
これに先立ち、ピート・ヘグセス米国防長官は終戦交渉が決裂した場合、対イラン軍事作戦を再開する用意があると警告している。
米国とイランの終戦交渉は最終局面を迎える中で難航している。
ドナルド・トランプ米大統領は当初の合意案に修正を加え、条件を強化した新たな提案をイラン側に提示したとされる。イラン側も独自の修正案を準備していると伝えられている。
















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