
アメリカとイランの戦闘終結合意が成立し、両国間の戦争が開戦から106日で事実上の終結局面を迎える中、米国のドナルド・トランプ大統領の関心が北朝鮮に向くのではないかとの見方が出ている。
15日(現地時間)の国内外の主要メディアによると、外交専門家らは、アメリカがイランとの終戦に合意したことで、トランプ大統領の関心が今後は北朝鮮問題に向かうとの見解を示している。
トランプ大統領の誕生日だった14日(現地時間)、アメリカとイランの両国が戦闘終結の合意を発表したことにより、アメリカとイスラエルが2月28日にイランへの空爆を開始したことで始まった戦争は、事実上の終結を迎えた。両国間の戦闘終結の署名式は、19日(現地時間)にスイスのジュネーブで行われる予定だ。
これに関連して、両国による戦闘終結の発表が迫る中、トランプ大統領が自身のSNSに北朝鮮の金正恩総書記と8年前に撮影した写真を投稿し、その背景に注目が集まっている。
トランプ大統領は13日(現地時間)に、特に説明を添えることなく金総書記と一緒に撮った写真をSNSに投稿した。この写真は、政権1期目の2018年6月にシンガポールのカペラホテルで開催された、第1回米朝首脳会談の際に撮影されたものである。
韓国統一研究院の特別研究委員であるチョ・ハンボム氏は東亜日報に対し「イランの次は北朝鮮だというメッセージと受け取れる」とし、「イランとの交渉が一段落した後、再びあのシンガポールの舞台(アゲイン・シンガポール)を実現するという意味だ」と分析した。

トランプ大統領は翌2019年にベトナムのハノイで第2回米朝首脳会談を行ったが、いわゆる「ノーディール」(決裂)に終わった。その後、2020年の大統領選挙で敗北し、大統領の座から退いたことで、米朝交渉は事実上中断された。以降、米朝の非核化交渉は停滞し、北朝鮮は非核化の議題を拒否したまま核武力強化路線を続けており、二人の再会が実現するかどうかは不透明との見方が出ている。
しかし、政権2期目を迎えたトランプ大統領は、金総書記との再会に意欲を示し続けてきた。昨年10月のアジア訪問中には「金総書記が私に会いたいのであれば、喜んで会う」とし、「金総書記から連絡があれば、そうしたい」と述べていた。
また、3月に行われたキム・ミンソク国務総理との会談でも、金総書記との関係に言及したと伝えられている。当時、キム国務総理は「アメリカの特派員との懇談会でトランプ大統領は北朝鮮に関連する質問が出ると、補佐官に2019年の板門店での会談の際に金総書記と撮影した写真を持ってこさせた」と語り、「そして、金総書記と良好な関係を維持していると述べた」と明かしたという。
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