
カナダ政府は16日(現地時間)、ロシアの影の船団(シャドーフリート)を含む、エネルギー収益や防衛産業の部門、偽情報の拡散の勢力を対象に制裁を科すことを決定した。
カナダ放送協会(CBC)などによると、カナダのマーク・カーニー首相はこの日、フランスのエビアンで開かれた主要7カ国(G7)首脳会議で、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と2国間の会談を行った後、ロシアの個人・団体・船舶162を対象とする新たな制裁のパッケージを発表したという。
カーニー首相は「ロシアが交渉のテーブルに着くよう圧力を高め、戦争の重大な局面でウクライナを支援するために、制裁のパッケージを準備した」と述べた。両国の首脳は、ドローンの生産など、先端技術の防衛産業のパートナーシップの強化についても議論した。カーニー首相は「我々はドローンの生産の分野で緊密に協力しており、次の段階について議論を続ける」と説明した。
ゼレンスキー大統領は、カナダの支援に感謝を示し、ウクライナの問題を扱ったG7の実務会議が「素晴らしかった」と述べた。ゼレンスキー大統領は、各国の首脳が、ウクライナへのパトリオットの迎撃ミサイルの追加の供給の要請を支持し、生産量を増やす方策についても協議が行われたとした。
ロシアは、カナダの新たな制裁に反発し、カナダ市民に対するロシアへの入国禁止で対抗した。ロシア外務省はこの日、カナダの国会議員や政府・議会の関係者を含む103人の入国禁止のリストを発表した。外務省は「制裁リストに載った者たちは、ロシアの憲法体制や外交政策の路線を損なおうとする活動を行ってきた」と明らかにした。
ロシアは前日、弾道ミサイル50発余りとドローン約500機を動員し、ウクライナのキーウなど首都圏を集中的に攻撃した。ロシアの今回の大規模な空爆により、ウクライナの世界文化遺産であるキーウ・ペチェールシク大修道院の敷地内のウスペンスキー大聖堂で火災が発生し、少なくとも9人が死亡したと、キーウ・インディペンデントなど現地メディアが伝えた。














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