
トルコで行われたバレエ公演の舞台に猫が入り込み、観客に思わぬ笑いを届けた。
ニューヨーク・タイムズなどによると、11日にトルコ・イズミルで上演されたインペリアル・ロシアン・バレエ団の『ロミオとジュリエット』の終盤、茶トラの猫が舞台に現れた。
当時、舞台ではロミオが毒薬を飲んで息絶える場面が演じられていた。ロミオ役のダンサーは床に横たわったまま演技を続けていたが、そこへ突然現れた猫がダンサーのそばに座り込み、髪をかんだり前足で触れたりし始めた。
思いがけない出来事に客席からは笑いが起きたが、ダンサーたちは動じることなく公演を続けた。
特にジュリエット役を務めたプリンシパルのラリサ・コルサコワは、とっさの判断でロミオの足を引き、猫が近づきすぎないように距離を取った。その後も何事もなかったかのように演技を続け、物語の流れを保った。
コルサコワはロシアメディアの取材に「プロの俳優は感情をコントロールできなければならない」とし、「ジュリエットという人物から離れることなく、最後まで物語を完成させた」と話した。
現場の映像はSNSで急速に拡散し、公開から1日で800万回以上再生されるなど話題となった。
トルコの公演会場に猫が現れたのは、今回が初めてではない。昨年、イスタンブール音楽祭で行われたルツェルン・フェスティバル・ストリングスの公演でも、猫が舞台に上がり、演奏者の近くを歩いた後、指揮台にまで上がって観客の注目を集めた。













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