
ロシアは、欧州連合(EU)を北大西洋条約機構(NATO)と事実上同一の勢力と位置づけ、ロシアに敵対的な地政学的勢力だと批判した。
ロシア国営のタス通信によると、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は22日(現地時間)の定例ブリーフィングで、EUとNATOの政策が事実上同じ方向に動いていると主張した。ザハロワ報道官は「今日のEUはもはや独立した経済・政治機関ではなく、NATOの軍事路線を支持する構造に変質した」とし、「ブリュッセルはロシアと対決する路線を選択した」と述べた。
ザハロワ報道官は特に、EUがウクライナへの軍事支援を拡大し、対ロ制裁を継続している点を挙げ、「EUは自らを地政学的アクターと称しているが、実際にはNATOの反ロシア戦略を遂行している」と批判した。さらに、「EUとNATOの境界は事実上消滅した」と主張した。
この発言は、最近欧州各国が国防費の増額とウクライナ支援の拡大に乗り出す中でなされた。NATOは来月の首脳会議を前に欧州の防衛力強化策を議論しており、EUも独自の防衛産業育成と共同の軍備調達計画を推進している。













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