
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は20日(現地時間)、ロシアが大規模な攻撃を準備しているとして、国民に空襲警報へ十分注意するよう呼びかけた。
キーウ・インディペンデント、DPA通信、CNNなどによると、ゼレンスキー大統領は同日夜のビデオ演説で、「今夜から今後数時間は、空襲警報に特に注意を払うことが重要だ」と述べた。その上で、「ロシアは大規模な攻撃を準備している。どうか身の安全に十分注意してほしい」と警告した。
ロシア軍は最近、首都キーウをはじめとする主要都市に大規模な空襲を相次いで行っている。
ウクライナ各地で行われた一連の攻撃では、少なくとも10人が死亡した。ウクライナを代表する宗教・文化遺産で、約1,000年の歴史を持つキーウ・ペチェールシク大修道院も大きな被害を受けた。
南東部ザポリージャ州では20日、ロシア軍による誘導爆弾攻撃で5人が死亡し、10人が負傷した。
イワン・フェドロフ州知事によると、ザポリージャ州では計9回の攻撃があり、住宅やインフラが広範囲にわたって損壊した。
ロシアと国境を接するスムイ州の郊外では、爆撃により1人が死亡した。南部ヘルソン州でも、ドローン攻撃により住民1人が死亡した。
中部ポルタワ州では、ロシア軍の攻撃により子供3人が負傷した。
一方、ゼレンスキー大統領は、ウクライナ軍がロシアのエネルギー施設を標的とした中長距離攻撃を今後さらに拡大する方針を明らかにした。
また、ウクライナのドローンが同日、ロシア西シベリアのチュメニ州にある製油施設を攻撃し、それ以前にもモスクワの製油施設を2度攻撃したと説明した。
ウクライナとロシアが互いのエネルギー施設や軍事施設を狙った長距離攻撃を続ける中、攻撃の応酬は一段と激しさを増している。













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