
夜勤や不規則な生活を続けていた中国の女性が、全身の激しいかゆみや皮膚の黄疸をきっかけに受診したところ、10cmを超える腫瘍が見つかった。この病気は、初期症状が乏しく発見が難しいことから「沈黙のがん」とも呼ばれる胆管がんだった。
22日(現地時間)、香港メディア・星島頭條などによると、中国・深圳のIT企業に勤務するAさんは、長年にわたり頻繁な残業や不規則な食事、睡眠不足が続いていたという。
Aさんは以前から右上腹部に鈍い痛みを感じていたものの、疲労や消化不良によるものだと考え、気に留めていなかった。
しかしある日、白目や皮膚が黄色く変色し、全身に耐え難いかゆみが現れた。Aさんは当時の状態について、「鉄たわしで全身をこすりたいほどだった」と振り返っている。
その後、深圳大学附属病院を受診したAさんは、精密検査の結果、「4型肝門部胆管がん」と診断された。発見時には腫瘍の大きさがすでに10cmを超えていたという。
医療チームは腹腔鏡を用いた9時間に及ぶ手術を実施し、巨大な腫瘍の摘出と胆管の再建に成功した。Aさんは現在、回復して退院したと伝えられている。
胆管がんは、肝臓で作られた胆汁を運ぶ胆管に発生するがんで、主に60〜70代に多くみられる。女性より男性の発症リスクが高く、慢性的な胆管炎や胆管結石、先天性の胆道異常などが危険因子として知られている。
また、初期には自覚症状がほとんどないため発見が遅れやすい。初期症状としては右上腹部の鈍痛や食欲不振、吐き気、体重減少などがみられるが、病状が進行して胆管が圧迫されると、黄疸や白目の黄変、皮膚のかゆみ、尿の色が濃くなるといった症状が現れることがある。













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