
2026年北中米ワールドカップが行われる中、第1子の誕生に立ち会うため、一時的にチームを離れたベルギー代表FWジェレミー・ドクを批判したフランスのスポーツ司会者が、強い批判を浴びて謝罪した。
AP通信やCBS Newsなどによると、騒動はベルギー代表FWジェレミー・ドクが、妻の出産に立ち会うため英国ロンドンへ向かう予定だと明かしたことから始まった。
ベルギー代表がドクの一時離脱を発表すると、フランスのスポーツ司会者フランス・ピエロンはテレビ番組でこの決断を公然と批判した。
ピエロンは19日に放送された番組『L’Équipe de Choc』で、選手が出産に立ち会うことについて「気持ち悪い瞬間」と表現した。さらに、出産時の父親について「まったく役に立たない」と発言し、視聴者の反発を招いた。

発言後、批判が相次ぐと、ピエロンは23日に自身の「X」で謝罪した。
ピエロンは「この発言はあくまで私個人の意見であり、会社の立場を反映したものではない」とした上で、「私の発言で衝撃を受けた方、不快に感じた方、傷ついた方に心からお詫びする」と投稿した。
ピエロンが所属するフランスのスポーツ紙L’Équipeも声明を出し、「この発言は当社の価値観とは一致しない」として、ドクに公式に謝罪した。
一方、周囲の心配をよそに、ドクは無事にロンドンへ到着し、息子プレイズの誕生に立ち会ったとされる。
ドクはSNSで「妻と子どもはともに元気で、感謝の気持ちでいっぱいだ」と報告した。「息子を迎えられたことは、人生で最も大きな祝福の一つだ。支えてくれたチームメイトに感謝している。今はピッチに戻り、国を代表して戦う時間だ」と思いをつづった。
ベルギー代表の主将ユーリ・ティーレマンスも、ドクの決断を支持した。
ティーレマンスは「子どもを授かることは世界で最も美しいことだ。その瞬間をともに過ごすのは、親として当然の権利だ」と述べ、チームメイトの男児誕生を祝福した。
ドクは呼吸器系の症状により、21日に行われたイラン戦には出場せず、試合は0-0の引き分けに終わった。その後、許可を得て出産に立ち会うためロンドンへ向かった。
ここまで2試合連続で引き分けているベルギーは、26日にニュージーランドとのグループリーグ最終戦を控えている。この一戦は、ベルギーの決勝トーナメント進出を左右する重要な試合となる。














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