中国・日本間、6月の航空25路線で1,488便欠航…欠航率37.5%

先月、中国と日本を結ぶ25の航空路線で全便が欠航し、欠航便数は計1,488便、欠航率は37.5%に達したと、中国国営英字紙グローバルタイムズが2日に報じた。
同紙が航空便追跡プラットフォーム「航班管家(DAST)」の資料を引用して報じたところによると、先月すべての航空便が欠航した路線には、大阪や東京、上海などの主要都市と、日本の地方都市を結ぶ路線などが含まれていた。
月90便が運航されていた北京大興〜大阪・関西線は、すべての運航が中止された。
上海〜岡山線と瀋陽〜大阪線も、それぞれ月21便と59便が運航されていたが、完全に途絶えた。
上海〜大阪線では6月の1か月間に325便が欠航し、欠航率は45.3%だった。
中国本土と関西空港を結ぶ路線は最も混雑する路線の一つだったが、旅行客の割合が高く、訪日旅行の自粛により相対的に高い欠航率を示したと、グローバルタイムズは伝えた。
日本政府の資料によると、5月の訪日中国人観光客数は前年同期比60.4%減少し、6か月連続の減少となった。
日中関係は昨年11月、高市早苗首相の「台湾有事」発言以降冷え込み、改善の兆しは見えていない。
中国当局は、日本国内で中国人を取り巻く安全環境が悪化しているとして、自国民に日本旅行を控えるよう勧告した。
グローバルタイムズは、夏の旅行シーズンが始まる中、韓国や東南アジア諸国が中国人観光客に人気の海外旅行先として、静かに日本に取って代わりつつあると伝えた。
DASTによると、今年上半期の中国発韓国行き航空便の運航回数は、新型コロナウイルス流行前の2019年水準を上回った。タイ行きは2019年比64.7%まで回復した一方、日本行きは53.5%にとどまった。
日本がビザ手数料の引き上げを発表した一方で、韓国は中国など6か国の団体旅行客に対するビザ手数料免除を今年末まで延長し、対照的な姿勢を見せたと同紙は伝えた。
中国社会科学院の王鵬研究員はグローバルタイムズとのインタビューで、日本の最近の観光関連措置が、長年かけて築いてきた訪日観光客の受け入れ基盤を弱め、旅行のハードル上昇、観光客減少、観光産業への圧迫という悪循環を招いていると指摘した。
王研究員は、中国人の訪日観光客が減少する中、短距離の旅行需要は韓国が、長距離の観光需要は欧州が吸収していると説明した。













コメント0