
米メタが、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)の人工知能(AI)組織の再編の後、初めて自社の画像生成モデルを披露し、オープンAIやグーグルなど競合他社の追撃に乗り出した。
7日(現地時間)、フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、米メタは画像生成モデル「Muse Spark Image」を公開した。メタは、このモデルが複雑なプロンプトを理解する高度な推論能力を備えており、自社のAIチャットボット「Meta AI」に統合されると発表した。
新モデルは、Meta AIのアプリや「インスタグラム」、ワッツアップに優先的に適用され、今後、「フェイスブック」やメッセンジャーにも拡大される予定だ。また、広告主の広告の制作を支援するマーケティングツールにも適用される見込みだ。
今回のリリースは、3カ月前に公開された初の「Muse Spark」モデルに続くものだ。メタは、これとともに、開発中の動画生成モデル「Muse Video」も公開した。
メタは昨年、画像・動画の生成技術を確保するために、画像生成AI企業のミッドジャーニーと大規模な契約を締結したが、今回の自社モデルの発表を機に、一部の画像生成の機能から自社の技術に置き換えるとされている。
ザッカーバーグ氏は、過去1年間でAIインフラの構築や、中核の研究人材の採用に数十億ドル(数千億円)を投資し、アレクサンドル・ワン氏を採用して、非公開のAI研究組織「TBD」を率いさせた。これは、昨年公開された「Llama 4」が競合モデルに遅れを取ったとの評価を受けた後、AIの競争力を強化するための措置だ。













コメント0