
米国のドナルド・トランプ大統領が北大西洋条約機構(NATO)首脳会議でイランを日本と言い間違えたほか、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領をロシアのウラジーミル・プーチン大統領と呼ぶ場面が相次いだ。
8日(現地時間)の英インディペンデントによると、トランプ大統領はこの日、トルコのアンカラで開催されたNATO首脳会議を契機にゼレンスキー大統領と会談したという。トランプ大統領はゼレンスキー大統領との共同記者会見で米国の防空能力を説明しながら「日本イスラム共和国がミサイル111発を発射した」と述べた。続けてこのミサイルが米空母に向かったが、米国がほとんど迎撃したと主張した。
トランプ大統領が言及したのは、日本ではなくイランを指していたとみられる。日本は第二次世界大戦以降、米国の核心同盟国として位置づけられているが、彼は敵国であるイランと日本を混同した。

言い間違いはここで終わらなかった。トランプ大統領はしばらくして記者たちに「プーチン大統領に質問はあるか」と尋ねた。その時、彼の隣にはプーチン大統領ではなくゼレンスキー大統領が座っていた。会見場ではすぐに笑いが起こった。彼は質問をプーチン大統領に伝えるという趣旨で言葉を続け、状況を収拾しようとした。ゼレンスキー大統領はロシアの侵攻を受けたウクライナを率いている。プーチン大統領は戦争相手国の指導者だ。2人を混同した場面がより注目を集めた理由だ。
今回の場面は、約2年前に起きた米国のジョー・バイデン前大統領の言い間違いを思い起こさせた。バイデン前大統領は2024年7月、ワシントンで開催されたNATO首脳会議でゼレンスキー大統領を紹介しながら「プーチン大統領」と間違って言った。その時トランプ大統領と米共和党は、これをバイデン前大統領の高齢と認知能力を攻撃する素材として利用した。
今年80歳になるトランプ大統領も同じ人物を巡って同様の言い間違いをしたことで、相次ぐ失言が改めて物議を醸す可能性がある。彼の発言は米国とイランの軍事的緊張が高まる中で出た。トランプ大統領はこの日、イランに対して再び強力な攻撃を行う可能性を警告した一方で、当のイランを日本と言い間違え、会見場をざわつかせた。














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