
イギリスの有力紙は2026年中北米ワールドカップを振り返り、日本を「アジアが見習うべきモデル」と評価する一方、韓国については「最も期待外れだったチーム」と酷評した。そのうえで、アジアサッカーが長期的な育成システムの構築と競争力強化のために、日本の成功事例から学ぶ必要があると指摘した。
6月30日(現地時間)の英紙ガーディアンによると、今大会はアジアサッカーにとって「惨憺たるワールドカップ」だった。アジア勢は参加9か国のうち7か国がグループリーグで敗退し、決勝トーナメントに進出したのは日本とオーストラリアのみだった。しかし、日本も決勝トーナメント1回戦でブラジルに1-2で逆転負けし、オーストラリアもエジプトとのPK戦の末に敗退したため、アジア勢はすべて大会を終えることとなった。
同紙は、日本を今大会におけるアジアサッカー最大の希望と評価した。ブラジルとの決勝トーナメント1回戦では、日本は試合の終盤まで優位を保ち、「アジアサッカー史上最高の勝利」を収める可能性を示したとの見方を示した。後半に体力が落ち、アディショナルタイムに決勝点を許して敗れたものの、長期的なビジョンと忍耐、そして継続的な育成システムが生み出した競争力を証明したと分析した。
日本の森保一監督も試合前に「私たちはアジアを代表して戦う。他のアジアの国々の希望になりたい」と語っていた。同紙は、日本の長期育成モデルがまだアジア全域に広がってはいないが、今回のワールドカップをきっかけに、より多くの国がその取り組みを参考にするだろうと見解を示した。

一方、韓国は最も期待外れだったチームとして挙げられた。同紙は「韓国は十分に決勝トーナメントに進出できる戦力を備えていた」とし、「チェコ戦の勝利で期待を集めたが、その後メキシコと南アフリカ共和国戦では、驚くほど消極的な試合運びを見せた」と指摘した。
さらに韓国のホン・ミョンボ監督がファンから前例のない批判を受けて辞任したが、問題は監督個人だけにあるのではなく、代表チームの運営や韓国サッカー界の行政全般にわたる構造的な課題にもあると分析した。
イランについては米国とイスラエルの軍事衝突により十分な準備が難しかった点を考慮すべきだとし、グループリーグ3試合をすべて引き分けで敗退したものの、厳しい状況の中で健闘したケースと評価した。
また、初のワールドカップに出場したヨルダンとウズベキスタン、イラクについては、経験不足にもかかわらず競争力を示したとの見方を示した。特にウズベキスタンは充実したユース育成システムを基に、今回の経験を通じてさらに成長する可能性が高いと見込まれた。
一方、サウジアラビアとカタールは長期的なビジョンが欠けていたと指摘された。サウジアラビアはワールドカップ直前に監督を交代するなど一貫性を欠き、カタールはカナダに0-6で敗れ、アジア勢の中で最も衝撃的な結果を残したと評価された。
同紙はアジアサッカー連盟(AFC)にも責任があると指摘した。AFCチャンピオンズリーグの運営やワールドカップの予選の方式が一部の国に有利に運営されていると批判し、来年1月のアジアカップを前に「他のアジア諸国も日本のように長期的な視点で代表チームとサッカーシステムを構築すべきだ」と強調した。













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