
最近、日本と韓国の近海でクロマグロの漁獲量が大幅に増加したことを受け、日本は国際会議で漁獲枠の拡大を提案したものの、各国の意見の隔たりを埋められず合意には至らなかった。
漁業関係者は、クロマグロがあまりにも多く捕れすぎて、むしろ放流しなければならない状況だとし、漁獲枠の拡大を要求している。
14日の日本経済新聞によると、長崎市で8日から開催されていた中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)北小委員会などの国際会議がこの日閉幕したが、日本が提案した太平洋クロマグロの漁獲枠拡大案は合意に至らなかった。
日本は2027年から30㎏以上の大型クロマグロの漁獲枠を2026年比で25%増やし、資源保護のため30㎏未満の小型クロマグロの枠は6%減らす方針を示した。しかし、太平洋東部での漁獲枠拡大を求めるメキシコとの溝は埋まらず、交渉は決裂した。
太平洋クロマグロは、過去に国内での乱獲などにより個体数が大幅に減少し、国際的な漁獲規制を受けてきた。
その後、日本や韓国、台湾、アメリカなどが参加する国際的な資源管理体制が施行されたことで資源量は回復傾向を見せ、2025年の会議ではこれを反映して、大型・小型クロマグロともに漁獲枠が拡大された。
一方、日本近海では最近、クロマグロが「獲れすぎる」と言われるほど漁獲量が増加している。
新潟県佐渡市のある定置網漁業協会は、割り当て量を超えて漁獲されたクロマグロを再び海に放流しており、2025年に割り当てられた漁獲枠の80%以上をすでに使用したため、一部の定置網を前倒しで撤去したという。
漁業関係者は、クロマグロのサイズが大きくなるにつれて漁獲枠をすぐに使い切ってしまううえ、クロマグロを放流する過程でブリやフグなど他の魚まで一緒に逃がさなければならず、経営を圧迫していると訴えた。
ある漁業関係者は「クロマグロが捕れると、むしろ収入が減る」と嘆くほどだ。
水産庁は、できるだけ早期に関係各国と追加協議に臨む方針だ。もし再協議が行われないか合意に至らなかった場合、2027年にも大型クロマグロ1万1,869トン、小型クロマグロ5,125トンの現在の漁獲枠が維持される可能性がある。















コメント0