「最もつらい職務と言いながら…」トランプ氏、戦没兵帰還の日に“対イラン攻撃継続”を示唆する矛盾

米国のドナルド・トランプ大統領は22日、デラウェア州のドーバー空軍基地で行われた、イランとの戦争で戦死した米兵の遺体帰還式と棺の移送行事に参列した。この日、遺体が帰還した4人のうち3人は、ヨルダンの米軍基地に対するイランの攻撃で死亡し、残る1人はイラク北部で撃墜されたイランのドローンの不発弾を処理している最中に命を落としたと、米メディアは伝えている。
戦死者の遺体を納めた棺が空軍輸送機から一つずつ降ろされるたび、トランプ大統領は敬礼して哀悼の意を表した。トランプ大統領は「大統領として果たさなければならない職務の中で最もつらい」と語る一方、対イラン軍事作戦を継続する考えも示唆している。
トランプ大統領が、イランとの戦争で死亡した米兵の遺体帰還式に参列したのは、今回が3回目となる。同日、ワシントンD.C.近郊のアンドルーズ統合基地で記者団に対し、戦死した兵士らについて「本当に偉大な英雄だ」とたたえたうえで、「彼らは全員、イランの核兵器保有は容認できないと、非常に強い口調で語っていた」と述べた。
イランとの戦争が長期化し、反対世論の高まりがトランプ政権への大きな政治的圧力となる中、トランプ大統領は「先ほど発表された世論調査では、米国民はガソリン価格の高騰を望んでいないものの、戦争には反対していないことが明確に示された」と主張した。米軍は先月、イランと終戦に関する了解覚書(MOU)を締結したが、今月に入ってからもホルムズ海峡で武力の応酬が続いている。
こうした中、イスラエル公共放送「KAN」は22日、米国が数日以内に対イラン攻撃を強化し、爆撃機を投入して、イランの地下核施設が建設されているとみられる、いわゆる「ピッケル山」を攻撃する見通しだと報じた。
これに先立ち、トランプ大統領は「我々は近く、その地域を非常に強力に攻撃する。彼らが核について少しでも考えている場所があるなら、どこであろうと非常に強力に攻撃する」と強調している。
中東地域を管轄する米中央軍(CENTCOM)は前日まで11日連続で、ホルムズ海峡を航行する民間商船へのイランの攻撃能力を無力化するための空爆を実施した。トランプ大統領は22日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、「イランがミサイル、ロケット、ドローンなど、どのような兵器を使って船舶を攻撃しても、そのたびにテヘラン近郊を含むイラン国内の橋または発電所を1か所ずつ破壊する」と警告した。















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